第26話 改造スタンバイ

とある日、三葉は、ミニ四駆コースが、常設してある、店舗にやって来ていた。


「さて、ピットスペースに空きの状況の確認しなきゃ」


三葉は、店内に入り、ミニ四駆コーナーへ歩いて行く。


「おっ!ピットスペースに空きがある、よし、席を確保したら、テスト走行だ」


三葉は、席に着き、ピットボックスから、テストマシンを取り出して、

前走者が、終わるまで、待っていた。


「(この人、速いけど、完走しない、多分、ガチ勢だ)」


CO(コースアウト)しまくりの、前走者が、ピットスペースに戻るのを待って、

三葉は、自分のマシンをコースINさせて、タイムを計測開始したのだった。


「う~ん、やっぱり、バッテリーの問題かな?」


三葉は、1回目の走行では、納得のいく走りに納得いかず、

2回目の走行では、バッテリーを換えて走行したが、約3秒しか、

縮まるが。


「よし、やっぱり、バンパーカットをしよう、そうと決めたら、早速、

必要な、パーツを購入してと」


三葉は、プロトタイプ2号機のテスト走行を切り上げて、

必要性の有るパーツをカゴに入れて、レジに行き、会計を済ませて帰路についた。

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