2XXY年6月24日まで

6月16日

航海27日目

話を聞けば以前より暴れるウォーホエールキングと戦っているらしい。

月に数度現れ漁の邪魔をするのだと言う。

討伐に協力することにした。


6月17日

航海28日目

あのクジラの好物でおびき寄せようと言う話になった。町長のドーバーさん曰く、アンジが好物だそうだ。ああ、だからあの時アンジのエサ団子に食いついたのか。食い意地のはったキングだ。


6月18日

航海29日目

ウォーホエールキングはかからない。

まだ時期ではないのか?


6月19日

航海30日目

かかった!

半年前俺はこいつに引っ張られたが今は違う。あの時のステータスと技能とは比にならない。

釣り技能、剣技能、投げ技能、跳躍技能、浅瀬にぶち上げてやった。

船から銛を1発背中に打ち込む。

ワイヤーを通して雷魔法を流す事で絶対外れない超高電流攻撃が可能になった。


町民たちも弓矢や銛でキングに攻撃を加えていく。


町民たちと行うレイド戦のようだ。


向こうの反撃は少ない。

精々暴れる程度と思っていたら大きく跳ねて海へ戻っていった。凄まじい器用さとパワー。

だがまだワイヤーが刺さっていた。


無人島での苦難の日々を思い出し、雷撃魔法のスキル「ディスチャージ」を発動させる。

本来は周囲に電気を流す魔法だが、ワイヤーが有ることで一点集中できるのだ。


ウォーホエールキングはここに討伐された。


6月20日

航海31日目

討伐の証に海王のトライデントの作り方を教わった。

海王のトライデントはウォーホエールキングを始めとした海系の素材を使い作れるようだ。全然足りん。


クラーケンだの、海坊主だの、虹の貝だの人魚の涙だのレアリティが高そうな素材が多い。


他者に任せよう。


6月20日

航海32日目

はじまりの街の場所を確認する。

航海術に詳しい漁師たちに見て貰うと、南を目指せと言われた。

どう言うことか?

まさか俺は道を間違っていたのか?

まさか、な


6月21日

航海33日目

不安だったので漁師の人に付いてきて貰うことに。

うーん凄い。もう港が微かに見えてきた。


6月22日

航海34日目

港に付いてきて漁師にお礼として金の延べ棒を渡すと大喜びして換金所に走って行った。


PLが何人かいた。泣きそうになった。

しかし話しかけても、無視される……。違うんです。乞食PLじゃないです。寄生したい訳じゃないんです。PKでもないです。PKするメリットないゲームだろ!


ええい!ここではPLに信用されない!この黄衣のせいか?!乞食に見えるのか?!


6月23日

島を出て35日目

とりあえず仮の船舶許可書を発行して貰っていたが暫くはここに停めたいので正式に手続きをする。

この港町の名前はカイダ港と言うらしい。かいだ、海ダ。海だ!

手抜きか?

ともあれ港を見て回ることにした。

技能が売っていた。

ステータスアップ系技能とか有るのか!

全部買う。

金とミスリルを少し売って全部買った。


6月24日

島を出て36日目

なんとはじめての街に行く馬車が出ていると言う。護衛をやってくれればタダで乗せてくれると言う。ラッキー!

モンスター、盗賊、全部瞬殺だった。

夜の時間帯に入ったので一旦キャンプへ。

ああ、ここは初日のキャンプだ。

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