バカと呪いと魔法学園 ~魔法を知らない最優の劣等生~
出雲大吉
第1章
第001話 腕輪
俺の目の前には真っ黒な獣が4つ足で立っていた。
わずかに見える胸の白い三日月でツキノワグマであることがわかる。
子供の頃に見たテレビでは『熊って怖いなー』と思っていたが、今、俺が思うのは『思ったより小さいな』だった。
とはいえ、熊だ。
普通は恐ろしくなって逃げだすか死んだふりだろう。
だが、俺はどちらも選択しない。
「来いっ!」
重心を落として構えると、じっと相対する熊を睨む。
すると、熊が立ち上がり、人を殺すには十分なその大きな腕を振るってきた。
俺はそれを避けることもせずに左腕を立てて防御する。
「重っ」
左腕に予想以上の大きな衝撃が走った。
だが、俺の身体はまったくブレない。
直後、熊は何を思ったか後ずさろうとするが、俺から離れることはできなかった。
何故なら、俺が熊の腕を掴んでいるからだ。
「食らえ!」
腕を掴んだままガラ空きの腹部を横に払うように蹴ると、熊の腹に蹴りが刺さる。
「グゥッ!」
熊はうめき声を上げると、そのまま前に倒れ込んできた。
俺は落ちてくる熊の顔を蹴り上げる。
すると、熊は上体を逸らしたまま止まり、そのまま仰向けで倒れ込んでピクリとも動かなくなった。
「ふぅ……そこまでだったな……」
俺の動きや力は常人のものではないし、普通は人が素手で熊を倒すなんてありえない。
だが、俺は普通の人ではないのだ。
魔法。
漫画やゲームの創作物にしか出てこない言葉だが、実は現実にもある。
俺はその魔法というか魔力で身体能力を上げ、熊を倒したのだ。
そうでなければ、最初の熊の一撃で終わっていただろう。
「ツカサ、猪は倒したか……って熊じゃないか!?」
後ろから声がしたと思って振り向くと、そこには甚平を着た白髪の爺さんが驚きながら熊を見ていた。
「爺ちゃん、熊が出るならそう言えよ」
驚いてる祖父に文句を言う。
「日本の山なら熊はどこにでもおるぞ。そんなことも知らんのか?」
知らん。
授業で習わなかったし。
「都会っ子なんだよ」
「シティボーイか?」
シティ?
いや、区……
まあ、そんなことはどうでもいいわ。
「猪を探してたら遭遇したんだよ。熊って食えるん?」
俺は爺ちゃんに食えるものを獲ってこいと言われたから山にいるのだ。
「さあ? 知らんし、腹を壊すかもしれんからやめておこう」
「じゃあ、飯抜き?」
無理だぞ。
俺は育ち盛りの16歳なんだ。
「仕方がない……レトルトのカレーにするか」
「……そんなものがあるなら最初からそれでいいじゃん」
俺、カレー好きよ?
「孫に猪の美味さを教えたかったんじゃ。まあ、仕方がない。小屋に戻るぞ」
じゃあ、自分で獲るか罠でも仕掛けろよと思ったが、お腹が空いてきたので素直に爺ちゃんに従い、この場をあとにした。
そして、開けたところにある小屋に戻ると、本当にスーパーで売ってるレトルトのカレーと米が出てきたので2人で食べだす。
「美味いな……」
家で食うより美味く感じる。
「自然の中で食べるのも一興じゃろ? 本当はこれに猪肉を混ぜるとさらに美味くなるんじゃが……」
へー……
「爺ちゃん、ずっとこんな暮らしをしているのか?」
俺はとある理由で家出をし、山で暮らしている爺さんのもとにやってきていた。
「週に半分くらいじゃな。もう半分は町のマンションに住んでいる」
町に家があるんかい……
「そっちに住まわせてよ」
そこから山に通おう。
「アホ、家に帰らんか。マコトもジゼルさんも心配しておったぞ」
マコトが父親の名前でジゼルが母親の名前だ。
「心配? いつ連絡が来たん?」
「さっきじゃ」
そう言って爺さんがスマホを取り出した。
「え? 爺ちゃん、スマホを持ってんの?」
「当たり前じゃろ。WiFiもあるぞ」
そう言われて自分のスマホを取り出して見てみると、確かにあった。
「俺、俗世を離れて生きようと思ってたんだけど……」
「お前……本当にアホじゃな。高校受験を失敗したくらいで仙人にでもなるつもりか? せめて、山じゃなくて自室に引きこもれよ」
「俺の部屋、鍵がないし……それにご近所さんに長瀬さんの御宅のヒキニートって後ろ指を指されるじゃん」
やだよ、そんなの。
みじめじゃん。
「いや、一年勉強してもう一回受けろ。もしくは、働け」
「えー……後輩と同級生は嫌だよー。中卒も嫌だ」
「わがままな孫じゃな……そもそもなんで高校受験に失敗したんじゃ?」
「俺、あんまり成績が良くないじゃん?」
ちょっとだけね。
「ひっどい成績ってマコトもジゼルさんも言っておったぞ」
うるさいな……
「そこはいいの。父さんと母さんは良い私学に入れてやるって言ってたんだけど、ついていけるわけないし、そもそも受かんないじゃん?」
「まあ……」
「それで高校のランクを下げたわけ。かなーりね」
「最初から滑り止めを本命にしたのか? それで油断して何もせずにそこすらも落ちたのか?」
うん、まあ……
「そうとも言うね」
「アホじゃのー……ひっどいアホじゃのー……トウコはあんなにも優秀なのに」
トウコは俺の双子の妹だ。
双子だから姉かもしれないが詳しくは知らない。
「あいつのことは言うな。良いところをすべて奪われたんだよ」
特に頭。
「そうか? マコトもジゼルさんもトウコは努力家だって褒めておったぞ?」
「爺ちゃん……努力するのにも才能がいるんだよ。俺、机に向かうと頭が痛くなるんだ」
教科書を読むと眩暈がする。
「ひっどいのー……それで儂のところに来たのか?」
「そうそう。爺ちゃんのところで魔法使いになる。熊なら倒せるぞ」
さっき倒した。
「お前な……それは魔法使いじゃなくて山師とか猟師じゃろ」
「真っ当な魔法が使えないんだから仕方がないじゃん。それに体力には自信がある」
俺は結構な魔力を持っているが、使えるのは身体能力を強化する魔法くらいで普通の魔法は使えない。
だって難しいんだもん。
「お前なー……魔法の才能がないから普通に生きるって自分で言っておったじゃろ」
子供の頃に両親から魔法を教わったが、チンプンカンプンだったからすぐに投げ出したのだ。
「その普通も無理だったから魔法使いにクラスチェンジする」
「火魔法すら使えないのにか?」
「色んな形があって良いと思うんだ。人それぞれ良いところがある」
うんうん。
「お前の唯一のとりえはポジティブなところだな。まあ、自分への言い訳が上手なだけな気がするが……」
「どうでもいいじゃん。とにかく、これからよろしく」
「帰れ」
えー……
ここは仕方がないなーって言って頷くところだよ?
「なんで?」
「お前が魔法使いになりたいのはわかった。だったら帰って両親にそう言え」
「家出してきたんだけど……」
もう4月も終わり、世間ではゴールデンウィークと騒いでいた。
だから家には会社や学校が休みな両親と妹がおり、なんとなく居づらくなったから家出したのだ。
「爺ちゃんのところに遊びに行ってくるーって書置きをしてか? それ家出か?」
家出だよ。
「夕食の時なんか針の筵なんだよ。この前、父さんがキャッチボールでもするかって誘ってきたわ」
いくつだと思ってんだ。
「完全に腫れものじゃのー」
「そうなんだよ。だからここにいさせてよ。ゴールデンウィークが終わるまででいいからさ」
「いや、儂、ちょっと仕事で海外に行くんじゃが……」
はい?
「仕事? 魔法使いの仕事かなんか?」
「まあ、そうじゃな」
へー……
「手伝おうか?」
「戦闘じゃないぞ?」
じゃあ、嫌だわ。
それ以外に役に立たんし。
「俺、一人でここにいるの?」
「いや、家に帰れっての……」
「嫌だよー。マジでやることないしさー」
この前、昼間に教育テレビを見て、泣きそうになったわ。
「ホント、わがままな孫じゃなー……仕方がない。儂がなんとかしてやろう」
「なんとかって?」
魔法でも教えてくれるのか?
「ツカサ……お前、本当に魔法使いになりたいか?」
「うん」
「魔法使いは辛く厳しいぞ? 普通に生きた方が何倍も楽じゃ。実際、お前の父親はそっちの道を選んだ」
父さんは魔法を使えるが、普通の会社員だもんな。
「大丈夫、大丈夫」
「本当か? 後悔せんか?」
「しないよー」
「ふむ……では、お前にこれをやろう」
爺ちゃんはそう言って金色に輝く腕輪を渡してきた。
「何これ?」
「それはお前を魔法の世界に導くものじゃ」
へー……
高そうな腕輪だな。
俺に似合うかな……
「もし、本当に魔法使いになりたいならそれを身に着け…………お前、人の話を最後まで聞けよ」
俺はもう左腕に腕輪をはめていた。
「え? はめたらダメなの? あれ!? 取れないぞ! え!? 呪われてる!?」
どうやっても取れない。
「アホじゃのー……本当にアホじゃのー……それでも魔法使いの名門であるラ・フォルジュの子か?」
ラ・フォルジュというのは母親の旧姓だ。
妹はラ・フォルジュの家の魔法使いになるらしく、トウコ・ラ・フォルジュを名乗っている。
実に厨二くさい妹である。
「そんなチョコレートかワインにありそうな家はどうでもいいわ。それよりもこれ何?」
「ハァ……それはお前を魔法使いにするための腕輪じゃ。一度はめたら取れん。もし、適当な気持ちで魔法使いになりたいと思っているならやめておけ。だが、本当に魔法使いになるという強い意志があるならその腕輪をはめて苦難の道を進むのじゃ。要はここがお前の人生の分岐点じゃな」
「そんな大事なことは先に言えよ」
もうはめたわ。
「可愛い孫とはいえ、殴るぞ、お前……」
ごめーん。
「魔法使いにはなるよ……でもさ、これをはめたら魔法使いになれるって何? ただの取れない腕輪じゃん」
何の魔力も感じない。
さすがにそれは俺でもわかる。
「今日はここに泊まっていいから明日、家に帰れ。それでわかる」
「そうなの?」
「ああ。辛いこともあるだろう。苦しいこともあるだろう。だが、お前なら大丈夫じゃ。お前は不器用だから魔法を扱うのは得意じゃないかもしれんが、その巨大な魔力がある。儂はお前に勝る魔法使いはおらんと信じておる」
そうかなー?
確かに魔力量には自信がある。
もっともそれをロクに扱えないんだが……
「まあいいや。爺ちゃん、充電器ない? 暇だし、動画見る」
時刻はまだ6時だし、寝るには早すぎる。
「聞けよ……現代っ子じゃのー。動画ならタブレットがあるぞ。最近、アニメにハマっておるし」
あんたも現代っ子じゃん。
◆◇◆
「んー?」
寒気がして目が覚めた。
小屋の窓から射しこんでいる日の光でもう朝だということがわかる。
「爺ちゃん、今、何時ー?」
布団に包まりながらそう聞くと、返事がない。
「ん?」
早起きの爺ちゃんがまだ寝ているはずもないのに返事がないので起き上がる。
すると、小屋には誰もいなかった。
「9時……出かけたのか?」
スマホの時計を見て、時間を確認すると、小屋の中をキョロキョロと見渡してみる。
すると、爺ちゃんが座っていた座布団の上に折りたたまれた一枚の紙を見つけた。
「書置きかな……」
布団から出ると、座布団まで行き、紙を見てみる。
【ツカサへ 儂は仕事に行く。お前も起きたらさっさと家に帰れ】
どうやら爺ちゃんはもう出たらしい。
「起こしていけよ……」
そうつぶやくと、見ている紙の白紙部分に続きの文字が現れた。
【ちなみに、起こしたからな。眠いと言って起きなかったのはお前じゃ】
魔法使いだなー……
「ハァ……帰るか」
俺は紙をぽいっと投げ捨てると、服を着替えて小屋を出る。
そして、登山道を歩いて下山すると、電車に乗り、家から最寄りの駅に到着した。
家に帰ったらどうっすかなー?
とりあえず、母さんに腕輪を見せて呪いを解呪してもらうか……
正直、邪魔だし、これ……
俺は一度、左腕の腕輪を撫でると、トボトボと家に向かって歩いていく。
すると、すぐに家に到着したのだが、家の前には見たことない黒塗りの車が停まっていた。
「んー?」
お客さんかな?
ニートを見せない方が良いし、どこかで時間を潰すか……
そう思っていると玄関から金髪のおばさんが飛び出てきた。
どこぞの国出身の俺の母親である。
「ツカサ!」
母さんが俺の名前を呼び、手招きする。
「なーにー? あ、ただいま」
「あなた、どこにいたの!?」
え?
「爺ちゃんのところって書置きをしたじゃん。それに昨日、爺ちゃんに連絡したんじゃないの?」
「お爺ちゃんはどこ!?」
人の話を聞いてる?
会話が成り立ってなくない?
「仕事に行くってどっかに行った。だから帰ってきたんだよ」
「そう……」
母さんが視線を落とした。
マジでどうしたんだろ?
「――失礼。ツカサ君かね?」
ウチの玄関から見たこともないすんごい白髭を蓄えた爺さんが出てきた。
「誰? 知り合い?」
母さんに確認する。
「ツカサ、ひとまずは家に入りなさい」
よくわからんなー……
「はーい」
返事をして、家に入ると、母さんと謎の爺さんも家に入ってくる。
「荷物を置いたらリビングに来なさい」
「んー」
よくわからないが、いつも笑顔の母さんが真顔だったため、従っておこうと思い、階段を上がる。
すると、2階の廊下には心配そうな顔をしている黒髪を肩ぐらいで揃えた少女が立っていた。
双子の妹のトウコである。
どう見ても日本人にしか見えず、ラ・フォルジュという姓っぽくない。
「よう」
「お兄ちゃん、何かしたの?」
トウコが聞いてくる。
「知らん。今、爺ちゃんのところから帰ってきたばっかりだしな。あの爺さん、誰だ? お前、知ってる?」
「あの人は魔法学園の校長先生だよ」
魔法学園?
何それ?
「意味わからん……」
何を言ってんだ、お前。
「ツカサー! 早く来なさい!」
1階から母さんの急かす声が聞こえたきた。
「何だよ、マジで……トウコ、俺の部屋に投げておいてくれ」
そう言って、トウコにカバンを渡すと、階段を降り、リビングに向かう。
すると、リビングのテーブルに母さんと謎の爺さんだけでなく、父さんまでいた。
「何ー? お風呂に入りたいんだけどー」
そう言いながら席につく。
「ツカサ君、まずは自己紹介をしましょう。私は魔法学園の校長をしているグスタフ・リンデンベルクです」
謎の爺さんが会釈をしながら自己紹介をしてきた。
「どうも。長瀬ツカサです…………魔法学園って何?」
そう聞くと、謎の爺さんが驚いたような顔をする。
「伝えてないんですか?」
謎の爺さんが俺の両親を見た。
「ツカサの方は魔法使いになる気がなかったので……」
「あまり座学に興味を示さない子でしたので……」
父さんと母さんが気まずそうに答えた。
「そうですか……」
何、この会話?
置いてけぼりなんですど……
「あ、やっぱり魔法使いになることにしたぞ」
「はい?」
「そうなの?」
両親が俺を見てくる。
「他にやることないし」
「そ、そう……」
「絶対に嫌だって言ってたくせに……」
人は変わるもんだ。
「それでさー、魔法学園って何? 聞いたこともないぞ」
学校か?
「ツカサ君、この世界には魔法使いがいることは知っていますね?」
謎の爺さんが聞いてくる。
「もちろん知っています。ウチの両親も妹もそうだし……あ、いや、父さんは違うんだっけ?」
「広義では魔法使いであってるよ」
へー……
「まあ、その辺のことはわからないけど、魔法使いがいるっていうのは知っています。俺だって強化魔法を使えるし」
「そうですか……だったら話は早いです。君が知っている通り、この世界には魔法があるし、それを扱う者もいます。かつての魔女狩りから逃れた魔法使いは世界各地に散らばり、今日まで至っているのです」
魔女狩りは知らない。
「それがどうしたんです?」
「実はですね、そんな魔法使い達はかつての魔女狩りから逃れるために異空間に別世界を作ったんですよ」
異空間?
「どういうこと?」
「この世界とは別の世界を作り、そこに移住したんです」
移住……
「ハァ……?」
「そこには魔法使い達が住んでいましてね。もちろん魔法を教えるための学校があります。それが魔法学園です」
「ということはグスタフさんはその学校の校長先生なわけですか?」
「そうなります」
へー……
「知らなかった」
「私はそれが意外でした。君の妹であるトウコさんはその学園に通っていますからね」
え!? そうなの!?
あ、いやでも、確かにトウコはこの人のことを魔法学園の校長先生って知ってたな……
「知らなかった……なんで教えてくれないの?」
父さんと母さんを見る。
「それはツカサが……あ、いや……」
「えーっと……」
あ、俺が高校受験に失敗してニートになっていたからだ。
そりゃ、あのいたたまれない空気では双子の妹の学校の話なんかできんわな。
「ごめん……」
リビングの空気がずーんっと重くなってしまった。
「あ、あの、どうしたんです?」
何も知らない校長先生が沈んでいる俺達を見ながら聞いてくる。
「い、いえ……あの、それでその校長先生が何の用なんです? 妹を呼んできましょうか?」
なんで俺がここにいるんだろう?
どうせトウコが問題を起こしたんでしょ。
「用件はこれからです。ツカサ君、君はキヨシ様……お爺さんと一緒にいたんですね?」
キヨシは爺ちゃんの名前だ。
「そうですね。昨日まで爺ちゃんの山で一緒にいました」
「彼は今どこに?」
「なんか仕事で外国に行くって言ってましたね。朝起きたら書置きと共に姿がありませんでした。だから帰ってきたんですよ」
「そうですか……」
校長先生が長い髭をさすりながら何かを考え始めた。
「どうかしたんです?」
「ふーむ……君はお爺さんに何か聞いていないですか?」
「何かと言われましても……」
いっぱい話したぞ。
ほぼ結論はアホじゃのーだったけど……
「何か腕輪のことは聞いていないですか?」
腕輪?
「これですか?」
そう言って、袖をまくって金の腕輪を見せる。
「…………ふう」
「ああ……」
「そんな……」
俺の腕輪を凝視した3人は天井を見上げてしまった。
え? 何?
――――――――――――
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