各キャラの名前の元ネタ解説 序章篇

二章完結記念ということで、序章に登場したキャラ達の名前の由来や元ネタを明かすことにしました。序章に限らず、キャラクターの名前には設定や伏線もしっかり盛り込んであるので、今後も注目していただければと思います。



「スルト・ギーグ」

これは言わずもがな、北欧神話の巨人スルトです。古ノルド語では黒い巨人という意味を持つのだとか。フィンランドではまぁまぁ一般的な名前だそうです。ギーグは、スルトという名前の雰囲気に噛み合っていて且つ語感の良さを求めた結果です。


「リルカ・イエスマリア」

これも分かりやすいですね。イエス・キリストと聖母マリアです。我ながら大分攻めた名前だと思います笑

リルカという名前は清らかな女性のイメージを個人的に抱いていたので、彼女に合うかなと思って当てはめました。


「エルド・L・ラバー」

これは結構色々仕込みました。

まずミドルネームのLですが、Lose,Lostの頭文字から取ってます。ラバー、即ちリルカを失ったわけですから。

エルドという名前にしたのは、スルトの名前をリルカのイニシャルであるLと一致させるために改変したことで生み出しました。


上記の三人は、三人で一つです。なのでファーストネームは三文字で統一しており、尚且つ二文字目を「ル」で共通させています。多分これ気付いてた人いないんじゃないかな。


「モーリッツ・クレーマー」

モーティスという名前にするつもりでしたが、なんか違うってなって一部改変した結果モーリッツになりました。

クレーマーはそのまま、苦情を入れる人という意味で用いられるクレーマーです。なぜこれにしたかというと、彼の霊臓が雷に関係するものであり、雷の音=すごくうるさい。うるさい=クレーマーという連想ゲームの結果です笑

実際にモーリッツが悪質クレーマーというわけではありませんよ💦


「アレキサンダー」

マケドニアの征服王、アレキサンダー(アレキサンドロスやアレクサンダーとも呼ぶそうです)からとっています。アンデルセンという名前にする案もありましたが、どっかの化物神父様が叫び散らかしながら頭の中を駆け抜けたので止めました。


「ギド/アルベド」

ギドはギドラから取っています。

ギドラ、ひいては竜に関してギドは、今後の展開にちょっとした関りがあったりします。

アルベドはラテン語の白を意味する言葉なので、雪の霊臓を持つ彼に適していると思ってアルベドと名付けました。


「グリム・ギルトーニ」

知る人ぞ知るPS2の神ゲー、『ダーククロニクル』のキャラクターであるギルトーニが元ネタです。グリムの方はグリム童話から取っています。


……ダークロ、スイッチとかPS5でリメイクでないかな。


「エミーリア」

彼女は元々エミリアという名前にするつもりでしたが、色んなキャラと被っていたため、伸ばし棒を付けること差別化を図りました。


キャラの名前被りって創作しているとよくあるんですけど、やっぱり出来ることなら被らせたくないじゃないですか。なのでちょこっと変えれば被らずに済む名前は結構元の名前から改変しています。アルベドに関してはそのまま使っていますが……。


残るのはフラムト、ホープス、ドレアムですね。纏めて一気に紹介します。


ホープスとドレアムはそのままHope(希望)とDream(夢)です。

フラムトは『ダークソウル』という死にゲーに登場する王の探索者フラムトから取っています。


フラムトに関しては北欧神話にちなんだ名前にして伏線にしたかったんですが、管理しきれなさそうだと思ったので仕方なく断念しました。


今回はここまで。

続きがあるかは未定ですが、気が向いたらやります。

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