やはり、スルトくんには共感できる部分がありますよね…。
シュプリさんとの会話で落ち着いたスルトくん。そして、やや強引に自分から話せと促す…微笑ましいけれど、ポツリとこぼした一言は夜の帳よりも暗く。
スルトくんの独白を聴き終えて尚、二人は受け入れてくれたようです。それはどんな神よりも尊くて…ありがたい存在。
神様の本質が納得、それは間違いありませんね。縋るもののないものたちが作り出したもの…それが神様なのでしょうから
作者からの返信
コメントありがとうございます!
裏設定ですが、スルトが王国をでて一番に出会ったのがメシアのメンバーだったらそのままメシアに所属していました。
なのでデザイアでユーリと出会えたのは本当に奇跡ですし、スルトにとって二人は、エルドやリルカと同等以上に大切な存在なのです。
めちゃくちゃ沁みる回だった……
シュプリさんナイス過ぎる。でも最後の一言は闇深くて不穏。(それがいいんですけど)
スルトは「自分が何者か」を話すと一緒に「神を信じない」なんてデリケートな生き様の吐露が付いてくるのが難しいところだな〜と思いながら読んでましたが、
そこまで全て赤裸々に話したスルトも、素直に反論しつつも傍に居ると応えたカナエとユーリのまっすぐな仲間愛も素敵でした。
打ち明けるパートがスルトのセリフだけって表現、初めて見ましたね。斬新で印象的です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
シュプリのスーパーメンタルカウンセリングのお陰でスルトが救われました笑
実はシュプリとの会話が無かった場合、そのままメシア√に行っちゃったりします。なので真面目にファインプレーという。
スルトは図体こそデカいけど凄く繊細なタイプです。臆病だとか小心者って言う訳じゃないんですけど、とにかく難しく考えすぎるせいで単純なことを複雑に捉えてしまうんです。だから本来結びつかないはずの要素がくっちいちゃって、そこでまた面倒なことになっちゃう。
「やっぱ神ってクソだわ。俺こそが真の正義だヒャッハー!」って出来るタイプだったらこんなことにはならないんですがね笑
告白の場面は、文字通り、湊かなえ先生の「告白」といいう作品をリスペクトしてオマージュしました。自分も初めてこの技法を見た時は凄くびっくりして、いつか自分も使ってみたいと思っていたので、達成感があります笑