歩けないということ

明(めい)

第1話 父、体調不良になる。

某年某月。秋


私が20代で父が50代の時です。


父が2週間ほど便がでないこと、足が痺れることを訴え、病院に行きました。


その時は医師から生活習慣病でしょう、と言われたのでひとまず家に帰り、


筋トレとかストレッチみたいなことをして、過ごしていました。


でも本人は腑に落ちない顔をしている。


私も当時は晩御飯をほぼ毎日作っていた状態でしたので、健康的な食事を提供していました。


痺れが治らないようで父はずっと足をさすっています。


変わらず便も出ない。なんだろうね、とその時は家族で首を傾げていました。


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