第15話 ステータス紹介
「姐さんが相手とか……マジかよ」
まるで勝てる糸口が見つからない。
しかしここで停滞している暇は無いので、イヴ本人からタイマン稽古を付けてもらうアルデンとジャンヌ。
とはいえこの稽古は生半可なものではなく、イヴの全力を持って二人を真っ向から叩き潰している。
「おいジャンヌ、何か姐さんの弱点とか分かったか?」
「イヴ殿の弱点なんて皆目見当もつかない」
「まあそうだよなぁ」
あるとしたら二十階で戦うのはレベル一の状態のイヴということだけ。
本来レベルが十以上離れていたら勝負にすらならないため、二十階は一般的な表層基準の難易度となっているのだが、イヴの戦闘能力はレベル四十差あったとしても厳しいというものだった。
アーロンやカルメンが勝てたのもレベル差があったからだ。
「イヴさんってあんな強かったんだ……」
カルメンはそんな三人の稽古を見て絶句した。
自分に剣術を教えてくれたアルデンが何もできずに制圧されている。
その事実にカルメンは戦慄した。
カルメン=ノーザン
小柄で女の子のような容姿をしているがれっきとした男である。
それに見合わないほどの大剣を扱う技量があり、ここに来てからアルデンに師事していた。
そして自分が出会ってきた中でアルデンが一番強いと思っていた為に二十階ではアルデンと対峙し勝利している。
「……何あの動き!?」
イヴはアルデンと同じ大剣を持ち、アルデンと同じ、いやそれ以上に洗練された剣捌きを魅せた。
訳がわからない。
自分よりも小柄なのに、なぜあんな力があるというのか……
それも片手という圧倒的なハンデがあって。
カルメンは意味がわからなかった。
二人の試合が終わり、アルデンが汗を拭きながら此方にやってくる。
「あ、アルデン教官……」
「カルメンか、何だ見てたのか?」
「……はい」
「そうか、どうだった?」
「凄かったです」
そう表現するしかなかった。
アレは常軌を逸した何かだ……と。
理解の範疇が及ばない領域の類であると。
「もしかして、アルデン教官の二十階の相手って……」
「そうだ。俺とジャンヌとアリア、それからエイフィはあの姐さんと戦わないといけない」
「勝てるんですか?」
カルメンのその一言にアルデンは一瞬だけ考えて言う。
「勝たなくちゃ先は無いんだ」
◆◇
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成長限界Lv.1/10
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成長限界Lv.1/20
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成長限界Lv.1/30
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成長限界Lv1/40
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成長限界Lv1/50
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成長限界Lv1/70
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成長限界Lv1/100
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成長限界Lv1/140
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成長限界Lv1/200
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成長限界Lv.1/∞
◆◇______
Lv.48/140
種族:人間♀
称号:隻腕の剣姫/断罪者
固有スキル:断罪Ⅰ
スキル:
剣術Ⅷ.格闘術Ⅶ.苦痛耐性Ⅵ.歩法Ⅶ.
千里眼Ⅵ.観察眼Ⅵ.空間掌握Ⅵ.
猛毒耐性Ⅳ.超回復Ⅳ.
気配遮断Ⅳ.熱耐性Ⅲ.指導Ⅲ.浄化Ⅱ.
房中術Ⅱ.奉仕Ⅱ.乗馬術Ⅱ.
◆◇______
Lv.45/50
種族:人間♂
称号:天才戦士/怖いもの知らず
固有スキル:無し
スキル:
大剣術Ⅴ.腕力強化Ⅲ.挑発Ⅲ.超集中Ⅱ.
熱耐性Ⅱ.超速反応Ⅱ.苦痛耐性Ⅱ.指導Ⅰ
◆◇______
Lv.40/50
種族:人間♀
称号:女騎士
固有スキル:無し
スキル:
槍術Ⅳ.細剣術Ⅳ.水属性魔法Ⅱ.
苦痛耐性Ⅱ.料理Ⅰ.乗馬術Ⅰ.ダンスⅠ.
◆◇______
Lv.40/40
種族:エルフ♀
称号:天弓
固有スキル:無し
スキル:
弓術Ⅳ.精霊召喚Ⅳ.長寿命Ⅱ.魔法効率強化Ⅱ.苦痛耐性Ⅱ.
◆◇______
Lv.40/50
種族:人間♀
称号:背神者
固有スキル:祈祷Ⅰ
スキル:
打撃武器術Ⅳ.回復魔法Ⅱ.料理Ⅱ.奉仕Ⅱ.
◆◇______
Lv.43/100
種族:龍人♀
称号:混ざり者/竜狩り
固有スキル:辻斬り
スキル:
居合術Ⅴ.明鏡止水Ⅳ.龍の瞳Ⅳ.熱耐性Ⅳ.強靭Ⅳ.魔法耐性Ⅲ.超再生Ⅲ.苦痛耐性Ⅲ
◆◇______
Lv.38/50
種族:人間♂
称号:男の娘
固有スキル:無し
スキル:
大剣術Ⅳ.身体強化Ⅲ.魅了Ⅱ.苦痛耐性Ⅱ.
暗視Ⅱ.暗殺Ⅱ.
◆◇______
Lv.30/70
種族:ドワーフ♀
称号:鍛冶乙女
固有スキル:天目一箇
スキル:
鍛冶Ⅴ.精錬Ⅳ.造形Ⅳ.研磨Ⅳ.
火属性魔法Ⅲ.剣術Ⅱ.魔法付与Ⅱ
◆◇______
Lv.28/40
種族:ドワーフ♀
称号:着せ替え娘
固有スキル:無し
スキル:
裁縫Ⅳ.防具作成Ⅲ.皮加工Ⅲ.製図Ⅲ.魔法付与Ⅱ.
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