第5話 「シマッタ! ラーメンの味がいまいち……!」
第4回目は、「スーパーで生麺とスープを買って、家で調理したら、味が
いまいち……!なんで?」となってしまうのを防ぐ方法です。
最近はカップラーメンの値段も上昇中!
なので安く手早くラーメンを食べたいなら、スーパーで「生麺」と「スープ
(別売り・お湯で溶くだけのタイプ)」を買って自宅で調理して食べるのも
選択肢に入るのではないでしょうか?
お湯を入れるだけのカップラーメンや、鍋で煮込むだけの袋麺よりは手間が
かかりますが、生麺には食品添加物が少ないのが魅力ですね。
手間がかかる分面倒ですが、袋麺と同じく自分でネギや卵、チャーシューなど
お好みのトッピングも加えられるので味や栄養価も自分のニーズに合ったものを
作ることが出来るのもありがたい!
ただこの生麺+スープで調理する際には、気を付けるべきことがあるのです……。
普段から料理する人でも、ラーメンはあまり作らないという人にとっては盲点
かも。
それではラーメンを調理する際に注意する点をご紹介していきますね。
① トッピングは、生麺を茹でる前に用意しておく
② スープは生麺を茹でるのと同時進行でつくり、茹で上がる前にお椀に入れて
おく
③ 生麺はたっぷりのお湯で茹でる
④ 茹で上がった麺は、しっかりお湯を切ってスープに投入
順番に説明していきますね。
① トッピングは、生麺を茹でる前に用意しておく
調理手順は「生麺が茹で上がる→スープに投入→トッピング盛り付け→食べる」
なので、すぐに作れるスープ以外は麺が茹で上がったらすぐに食べられるよう
事前に準備しておく必要があります。
麺が茹で上がってから卵や野菜を茹で始めたら、麺が伸びてしまって台無しです
からね。
鍋とコンロが複数ある場合には、生麺を茹でている間に……と考える方もいる
かもしれませんが、生麺を茹でる時間はそれほど長くはありません!
確実に野菜や卵を煮る時間のほうが長いです。そのためトッピングはあらかじめ
用意しておきましょう!
② スープは生麺を茹でるのと同時進行でつくり、茹で上がる前にお椀に入れて
おく
電気ポットや別のコンロにかけた鍋でお湯を沸かし、スープを作ります。
ここで超重要なのは「面倒だからと言って、麺を茹でたお湯にそのままスープを
入れない」ということ!
これをやってしまうと、スープが「かんすい」が混ざった味に変化してしまい
ます! しかも濃くてドロッとしている!(体験談)
なので、必ず麺とは別にスープを作り、麺が茹で上がる前にお椀に準備しておき
ましょう。
③ 生麺はたっぷりのお湯で茹でる
茹でるときは、麺をほぐしながら茹でましょう。麺同士また鍋にくっつくのを
防ぐことが出来ます。
鍋底にくっついてしまうと、結構洗うのが大変です……。
そしてくれぐれも②で書いたように、このお湯にスープを直接入れるのはやめ
ましょう!
④ 茹で上がった麺は、しっかりお湯を切ってスープに投入
麺のお湯を切るには「てぼ」というザルに取っ手がついた調理器具(ラーメンや
うどんのお店で使っているアレです)がベストです。ない場合は、取っ手付きのザルがあればOK。ステンレス製のものが扱いやすくてお勧めです。
しっかりお湯を切って、用意しておいたスープに投入しましょう!
後はトッピングを載せて、出来上がりです!
とにかく「生麺を使う場合は、麺を茹でたお湯にそのままスープを入れない!」
これは絶対に覚えておきましょう!
コスパが良くても失敗すれば台無し……。
この春から自分で調理をするようになった人には、覚えておいて損はないと思い
ます!
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