ガッツポーズ!
@boxmannnnnn
1Rボクシング?
新型コロナウィルスが流行り、緊急事態宣言が出た。今小学4年生の龍は体を動かす場所がないことに不満を覚えていた。
『マジでやることねぇなぁ。』
龍は昔から運動好き。小学生3年生までは空手をやっていて、とある事件が起きて空手はやめてしまった。
空手をやめてからは毎日外で遊んだり走り込みをしたりして龍は有り余った体力を使っていた。
でも今は緊急事態宣言中。不要不急の外出は控えるようにしなきゃいけないし、友達とも遊ぶのはコロナにかかるかもしれないから無理。
それには龍の両親もお手上げな状況だった。
龍の両親は龍に体を動かす場所を与えてあげようと思い、さまざまな習い事を探した。
サッカー、野球、バレー、バスケ、
いろいろなものを探したが一つもコロナであいていない。
『ごめん。やっぱり無理かもしれない。』
龍の父親が言った時だった。
『このボクシングジム!来月から開館するって!!!』
龍の母親が少し興奮気味に言った。
龍はボクシングは見たこともないし、やったことなんてさらさらない。
殴られたりするのかな。痛いのかな。
不安がたくさんあった。
でもそれ以上にボクシングへの期待が止まらなかった。
『よっしゃ!来月からが楽しみだ!』
これが龍の人生の転機となる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます