006 研究室
こんな夢をみた。大学の構内、スマートフォンに緊急ニュースが入ってきた。所属する研究室がテロの標的になったらしい。大学院生である私は、それでも研究室に行かないとやることがなくて、建物まで歩いていく。電源の落ちた自動ドアを強引に押し開けて中に入る。薄暗い廊下を抜けて扉を開くと、中にはやることのない院生たちがすし詰めになっていた。しかし、緊急事態にここにきても結局のところやることはない。ただ雑談に興じている。机上の鉄火巻のパックを見つめ、昼飯をとっていなかったことを思い出しているところ、となりで先輩が言った。「この建物の中だけ、ゲームのイベント音楽かかってない?」たしかにと思ったところで目が覚めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます