第26話 油断せずに行こう

前回の続きだが、結論から言うといつものズーンという耳鳴りは鳴っていなかった。

かわりに普通の耳鳴り、と言っても何をもって普通というかわからないが、キーンという高音の耳鳴りとも違うちょうど中音域の耳鳴りが鳴っていた。

いつものズーンという重低音からすると100倍マシである。

このままよくなっていく事を祈りながらもできる、事は全てやっていこうと思う。

私の心の中の手塚国光が「油断せずに行こう」と語りかけてくる。

大丈夫、豊玉戦の赤木ばりに私は油断しないだろう。

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