第65話 葬式の前日

真っ暗な部屋から少し明るい廊下に出た。

電気が付いてても怖い。


誰かがいるんじゃないかと考える。


そっとドアを開けた。

廊下に出ると後ろに気配を感じた。


誰かがそこにいた。


「ぎゃーー。」


「おい!」


「なんだ。お父さんか。びっくりした。」


「え、俺、昨日死んだばっかだろ?」


背筋が凍った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る