読点を上手く使いたい

①皆さんは文を読みやすくするための句読点の使い方をご存知だと思います。

②皆さんは、読みやすい文を書くための、句読点の使い方を、ご存知だと思います。


上にある2つの文を読むときのスピード感は異なりますね。①は始めから終わりまで息継ぎ無しで読むイメージですが、②は読点毎に区切りがあります。


基本的に読点を省いた文章は情報の流れが速くなり、

読点を、入れた文章は、読点を、より多く、入れるほどに、流れが停滞します。


だから句読点を入れれば入れるほど良いという訳でもなく、入れなければ入れないほど良いという訳でもありません。重要な、注目して欲しい情報、つまり、読者の注意を一時的に停滞させたい部分には読点を置き、そうでも無い場合は一繋ぎのちょっと長めな文として書き切ってしまえば良いということなのでした。


あと私が言っておきたいのはあなたが文章のスピード感を大切にしたいあまりぐぐぐーっと読点を打たないで長い一続き文を書き上げてしまう場合にはそれは私がレベル1で記述したような主述の混濁が起きてしまうので避けた方が良いです。


いくらあなたが文章のスピード感を大切にしたいからと言っても、読点で区切られたフレーズ1つ辺りの主語の数は1つだけにしておかないと、読み辛い文章になってしまうので気を付けましょう。 以上です。

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