11作目ネタ

あお

設定(2024年4月17日)

◆◆格差社会

【テーマ】:格差社会(露骨に。中流はいない)

よくも悪くも金が全てになってしまった社会。


<思いつきメモ>

『Aristocracy』(アリストクラシー)貴族階級

『Meritocracy』(メリトクラシー)能力の高いものが統治する社会

治安維持組織:ノブレス(現代の貴族と呼ばれる)

制服。青。ノブレスオブリージュをイメージ。

武器は長い警棒(フランスの武器をなにか参考にすること)

日本経済が悪くなり、金持ちと貧乏の格差が広がった社会。

勢力。

ノブレス地区と貧民街。中流層は脳死している。


◆時代背景

どこかの2024年。

労働から人間を開放するべく技術が発達。

その殆どがAIやロボットに置き換わり、単純労働に至っては100%が代替された。

労働力は富・技術を生み出す一部のエリート、ロボット、そして受け入れた難民により構成され、凡人は労働という市場から締め出され、ノブレス制度によって最低限の生活だけが保証された。

それ以上を望むのであれば収入を補足するために社会参加の必要があるが、仕事につくことは一世代前に比べると遥かに難しくなっていた。

※犯罪や性に関する仕事だけは増え続けている。


◆ノブレス制度

ベーシックインカムのようなもの。

毎月定額を配る代わりに社会保障、年金、その他はなくなる。

2極化のディストピア。


◆概要

某年日本。格差社会になってしまった。特に都会の東京ではその差が顕著に出るようになった。

一部のエリート、大半の庶民、さらにその下の貧民層。

エリートは住む場所もキラキラしていて、貧民層は日雇いの仕事、博打に明け暮れる。


<キーワード>

◯ノブレス制度

※ノブレス・オブリージュから

ノブレスオブリージュ(noblesse oblige)とは、「貴族の義務」を意味するフランス語で、身分や地位の高い者はそれに相応した社会的責任と義務があるという道徳観のこと。ヨーロッパ社会において、貴族など特権的な地位にある者は富の分配や社会貢献などを自発的に果たすことが求められることに由来する。法的な責任はないが、この責務を果たさないことで倫理や人格を問われることがある。


現在では、権力を有する者や富裕層だけでなく、著名人をはじめとした影響力の大きい人(インフルエンサー)が、社会の模範となるべき姿を暗黙的に求められる事象もこれに含まれることがある。


<要素>

・お金を稼いだ人間が一番偉いという社会。

・ノブレス制度(ベーシックインカム)。

・ノブレス制度によって格差が生まれる。

・社会保障も自己負担になった。民間の保険には加入することが出来る。

・完全実力主義(深夜労働を含め16歳から労働可能に)。

・ギャンブルも16歳から可能になった。

・賭場の解禁(個人でギャンブルを仕切って良い)。

・平和維持組織ノーブル(ノブレス=高貴なるもの=テミスの天秤で皮肉る?)。

・治安維持のための武器(シンボル)。

 ※主人公はそのシンボルが嫌い。

・エリートらしからぬ主人公とバリバリエリートの相棒。

・エリート階級。

・平民階級(少ない給料)。

・貧民階級(地獄)。

・エリート階級へ反逆する貧民(敵)。

・エリート階級への反発がある社会(ただし平民は飼いならされている)。

・GAFAのようなサービスに支配されていることに気づかない民。

・貧民階級は違法もなんでもあり! そこで強いやつが法律!

・武器の密輸、情報の改ざん。

・金持ちになろうとしてもエリート層は派閥で守る。下から上がってくる人間を自分たちに都合の良いルールによって排除する。


<ノブレスで今と変わると予想されているもの>

・社会保障が自己負担へ。

・労働がAIやロボット、移民等により格段に減った。

・店の受付もロボットがほとんど。

 ※一部人間がやっていることもある。


<ノブレス導入のメリット>

・金銭自己管理が出来る人には向いている。

・仕事や生きることに情熱がなくインドアな人には向いている。

・田舎暮らしには向いている。

・複数人で暮らしていれば割とゆとりがある。


<ノブレス導入のデメリット>

・今や単純労働の100%は機械がやるようになった。

・無能な凡人は労働という市場から締め出された(ノブレス制度の目的でもある)

・毎月決まった金額を貰えるようになった為、自己管理できない人間は金がすぐになくなった。

・民間の保険に加入していると医療費は安くなる。しかしそれに加入するには当然だが労働している必要がある。

・家賃の高い都会で暮らすには収入の補足が必要である。

・労働の殆どはロボットがやるので自己管理の出来ない人間は就職ができない。結果としてノブレスの金じゃ足りなくなって犯罪に走る→治安の悪化。

 ※勤勉な家庭に生まれたものはそれを当然とし自ら稼ぐ能力を手に入れ、堕落した家庭に生まれたものはそもそも労働を知ることなく自堕落になっていく。

・平等を謳って導入したノブレスだが出来る人間は更に上に行き、単純労働すらさせて貰えない無能は社会から弾かれた。

・毎月やすい金を貰って「社会の邪魔をするな!」というエリートからのメッセージである。


<ノブレス制度導入の裏側(闇)>

・機械労働が必須になるため、その機械を作る企業が利益を独占するため政府に働きかけた……という噂がある。

・機械労働もメンテンスが必要。そのスキルは高度な物になるため優秀な人材には働いて貰う必要がある。これはエリートで囲い込みを行い、下の無能は入ってこれないようにしている……という噂がある。

・犯罪に加担する闇バイトや性を売る商売は逆に増加している……という噂がある。

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