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 現れたのは負傷して血まみれのオークだった。そいつは君達の前でばったり倒れ、息絶える。

 少し離れた場所から武器を打ち合わせる音が聞こえた。誰かがまだ戦っているのだ。

 様子を見るため君達は音の鳴る方へと向かった。


 現場へはすぐに着いた。

 ドワーフの戦士が斧で別のオークの兵士を仕留めたばかりの所へ。


 君達はドワーフと話してみる。

 やはり彼も冒険者という事だった。

「この森のゴブリンやオークどもは、皆同じ胸当てを装備しておるのう。樹海の魔女と名乗る奴が人型の魔物どもを配下にしておるというが、それがこいつらか」

 ドワーフの戦士は倒したオークを見下ろし、そう呟く。


 君達はドワーフと互いの健闘を祈りながら別れた。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076662340810

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