515

(この項目は511番か519番から来る。他の項目から来たならば元の項目へ戻れ)


 塔に入り口が無い事を確認した君達の頭の中に微かな声が響いた。


『妻は己の執着に呪われている。勇者よ、解放を‥‥』


 壁の一部が地面に沈み、入り口が出来た。

 覗いてみれば、一階は丸々一つの部屋で、無数の棚に黒い皮の胸当てとトゲ付きの肩当てが置かれている。

 一角には螺旋階段があり、ほぼ垂直に上へ伸びている。


「あの声‥‥森の墓場で聞いたヤツか。となるとこの塔の上の階に樹海の魔女がいるんだろうが‥‥この階段じゃ俺は昇る事ができないぜ」

 スターアローが悔しそうに言った。


・君一人で塔を昇る。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076710779048


・塔に入らず他所へ行く。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076710735895

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る