503

・【フラグNo.18】に「40」を記入すること。


 君達の攻撃でついに大蟹は動かなくなった。エルフが鋏から脱出する。

「いや、助かった。これ以上の面倒がないうちに片付けよう」

 彼はそう言うと、もう少しだけ近づいて渾身の魔術を放った。いくつもの火の球が生まれ、木に飛んで行って焼き尽くす。

 それを見届け、君達は水面下から他の怪物が出ないうちに、スターアローを残して地上へ引き返した。



・この戦いを含め、数々の経験を重ねた事で君達の技量は向上する。

 君の【戦闘力】【生命力】、天馬ペガサスの【戦闘力】【生命力】の4つからどれか1つを選び、最大値と現在地を1点増やすこと。

 ただし【戦闘力】は13、【生命力】は25までしか上がらない。既にその値に達した能力値は選択から外すこと。



 地上で再度スターアローを召喚し、全員が地上へ出る。

「君がいなければ私は死んでいたな。重ね重ね、礼を言う」

 エルフはそう言い、君に握手を求める。

 それに応じると、彼は君達の名を訊いた。それを聞いて彼は微笑む。

「その名を忘れないでおこう。私はサウスゲイル。いつかまた会えるといいな」


・【フラグNo.4】が1以上なら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076709801893


 そうでなければ彼は別れを告げる。

「それではさらばだ」

 彼は森の中へ姿を消した。


「大変だったな。ま、終わりよければ全て良しか」

 そう言うスターアローの背に、君は再び跨った。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076709051360

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る