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別れの時が来たようだ。
ユニコーンは未練たらたらでミナーヴァについて行こうとするが、彼女はそれを押しとどめる。
「ダメよ。人の町に行ったら欲に目の眩んだ連中に角を狙われちゃうわ。それにとても貴重な魔力があるって、あまりに有名なんだから」
そして溜息ひとつ。
「本当は父に使えないか、試したいんだけどね‥‥」
「俺は君のためなら死ねる!」
ギャロップはミナーヴァに訴えるが、それを聞いたスターアローが毒づく。
「けっ。新しい女に会う度に死んでるじゃねーかお前は」
ミナーヴァは君達とギャロップに手を振り、森の中へと消えていった。
ぽーっとしながら立ち尽くすユニコーンには構わず、君達もこの遺跡跡を走って後にする。
・運命表
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