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 巻物を開くと君の周囲に炎のつぶてがいくつも現れ、敵へ放たれ降り注いだ。

【火弾の巻物】を1個減らすこと。


 炎の雨を食らって女戦士は吹き飛び、悲鳴をあげて森の中を転がる。

 よろよろと立ち上がったものの、酷いケガを負っている。本人も不利を察したのだろう、背を向けて逃げ出し、森の木々の間を走り抜けていった。


「もう十分だな? 流石にこれ以上は付き合いきれないぜ」

 スターアローは女戦士への攻撃に不満があったのか、そう言って追おうとしない。君もここらで腹立ちを収める事にした。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076607451710

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