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・【フラグNo.10】に「1」を記入せよ。


 さて、いくらぐらいの物を贈れば彼女は喜ぶだろうか?――君がそう考えて荷物を漁っている間に、女性は岸にあがった。

 彼女が置いていた服と鎧を身に着け、腰に剣を帯びる。

 そして君が何をしているか、興味深そうに眺めた。

 しかし‥‥


 君が金品を取り出して愛想笑いしたのを見て、彼女は白けた顔を見せる。

「ああ‥‥まぁ、お気持ちだけ受けとっておくわ。別にそういうのが欲しかったわけじゃないから。じゅうぶん間に合ってるんで‥‥じゃあ、ね」

 そしてひらひらと手を振ると、背を向けて立ち去って行った。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076607451710

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