47

 大きな酒場の二階に泊まる所もある、という感じの宿屋だ。

 横に備え付けられた馬小屋にスターアローを連れて行き、係の者に宿代を訊いた。


「一泊で金貨一枚、飯も出ます。ただ馬以外の持ち物は自分で守ってくだせえ。あっしが世話するように言われているのは馬だけなんで」

 左右の目の焦点があっていない中年の馬係の誠意ある説明を聞き、スターアローが君へ問う。

「本当にこの宿に泊まるのか?」


・泊まってみるなら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075673260539


・やめておくなら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075673191401

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る