第42話 ガーナルテ帝国への旅
俺とクロイカはガガルコのダンジョンを制覇して、マスタール-ムに居たが食料が不足して来たのでここを出る事にした、コアにその事を告げてダンジョンの少し離れた外に転移して貰い収納して居た馬車を出して馬を出した、俺の異空間は非常に便利に出来ていて馬はには草原が有るので食べ物に困らないし、家の傍に馬屋も有るので其処に最初に入れて遣ると覚えて暗く成る前に戻る様で心配がないし、異空間には魔物が存在しないので外でのんびりと寝ても問題が無いし俺が認めた者は入れるのが便利だった。
その頃はダンジョンの外では大変な騒ぎに成って居た、ダンジョンが揺れてる前に多くの冒険者が外に排出されたのだ、本当に強制的に出された冒険者はもう少しで30層のボスに勝てたのにとか、せっかく40層のボスを倒して居たのに石碑に触れる前に外に出されたとかの不満を言う者が居たが、ダンジョンが揺れ出した途端に何が有ったのかパニック状態になって居た、其処に冒険者ギルドのサブマスが来て皆に状況を聞いて回ると結論がでた、誰かがダンジョンを制覇したのでコアがダンジョンを増やしたのが原因だと結論付けた、其処で疑問だ出た誰が制覇したのかと言う事でAランクチームの5人も排出されていたので益々分からなくなった、一体だれが制覇したのか調べる事に為ったが解らないままでその内にその事も忘れられていた。
俺とクロイカはその頃馬車で城塞都市アントに向かっていた、ガガルコのダンジョンからは凡そ700km有る道程を馬車で進んで居た、馬車は当初の買った時のままだったが揺れが酷く重たいので俺がそれなりに改造していた、見た目には解らない程度の改造だが其れなりの効果があって揺れは収まり上下の揺れも少なく成って居た、それと馬車を軽く成る様に重量軽減的な魔法を付与して居るので、馬も疲れが違う様で1日200km位走って呉れていた、馬の名前はロビンソンにしたので覚えたのか呼ぶと振り向いたりするので可愛い、城塞都市アントには3日で着いた15時頃に着いたのでまだ明るく直ぐに宿を探して其処に泊まる事にした、宿の名はアントの安らぎと言う名前の宿で馬車代と二人で大銀貨2枚と銀貨5枚だった早速部屋に入り鍵を掛け異空間に入った、温泉に浸かり汗を流しているとクロイカが寄って来る何時もの事だが、今日は何時もと少し違った普通に洗い普通に流すクロイカに俺は頭を捻るが、後に何か考えが有るのかと俺は考えたが直ぐに温泉から出て宿に帰って来た、そろそろ宿の食事タイムに成るころなので二人で1階に降りて行くと、町で夕食タイムを知らせる城塞都市の鐘が鳴った、ここの宿の食事は海が近い事も有り海の幸が使われた美味しい料理で此れだけでもここに泊まったのは成功だと思った。
クロイカは特に作戦は用意していたのではなくて、ダンジョンで手に入れたスキルブックが気になって居る様で俺に甘えて来た、「ダイスケ様私に火魔法のスキルブック下さい」と言いながらキスをして来た、俺はちょっと意地悪をする積りで「良いけど俺を喜ばせたら考える」と言って見た、するとクロイカは俄然やる気が出たのか直ぐに布団に入る様に言った、俺はごめんごめんちょっと意地悪を言って見ただけだと言って誤ったが、クロイカは許して呉れずベッドに寝る様に促され寝るとあの手この手で発射させられて、やっと許されたが確かクロイカは俺の奴隷だった筈だが何時も立場が逆転するが流石に魔性の女だった、そんなクロイカが好きだし12才の女の子だが俺は15才まで我慢が出来ない気がして来た、そんなクロイカに火魔法のスキルブックを渡し使う様に言った、クロイカがブックを開くと淡い炎の様な霧がクロイカに纏わりやがて消えた、早速クロイカを鑑定するとはっきりと成果が出ていた。
☆クロイカ (人族) 12才 女の子 レベル58
HP 1000
MP 1000
スキル 土魔法 水魔法 剣術 料理 魔性 火魔法
土魔法 レベル8 ・ア-ススピア ・ア-スバインド ・アースシールド
・落とし穴作成 ・クエイク ・壁作成 ・土壌改良
・壁強化 ・トンネル作成
水魔法 レベル8 ・ウォタ-ボ-ル ・ウィンドシールド
・ウォーターランス・水流刃 ・ウォータージェット
・魔霧発生
剣術 レベル7 ・スラシュ ・受け流し ・横薙ぎ ・2段突き
・十文字切り ・一文字切り ・十文字切り飛ばし
料理 レベル6 ・美味しい料理が出来る
無魔法 レベル6 ・魔力錬成 ・肉体強化 ・脚力強化
・視力強化 ・腕力強化
魔性 レベル5 ・男を虜に出来る ・男を喜ばすテクが身に着く
・男を腑抜けにする事が出来る事も有る
火魔法 レベル1
クロイカに言った「確かに火魔法が生えたのでもう少し修行すると、死霊系の魔物にも対処できるように成るだろう」と言うと、クロイカが一気に嬉しそうに成り俺に飛びついて来てキスをして舌を入れて来た、俺はそれに答えたがぐっとこらえキスだけにして置いたが、今回はヤバかったもう少しで手がクロイカの秘部に手を伸ばす所だったと反省をした、クロイカの魔性は益々強く成って来て居る気がするしそれが全部俺に向けられている様に感じていたが、クロイカに女の武器を使わせる様な事には成って欲しく無いので俺に向けて使う様にした方が安心出来た。
次の日アントを出てガ-ナルテ帝国の城塞都市トルマに遣って来た、国境の警備も煩く無くて直ぐに通行を許されて今はトルマを通り抜けてセトカンに向かっていた、セトカンはタータン川の洲に出来た町で肥沃な土地に農業が盛んな町の様だ、しかしその近くにやや小さいが魔の森が有り常に魔物が湧き出ると評判の土地で、冒険者の需要が多い町だと言われて居る様で其処に向かい進んでいた、トルマからは約200kmの距離で今日中に着くのは厳しい距離だった、俺はサ-チで警戒しながら進んで行くと前方に魔物が30匹~40匹が固まり何かをしていた、サ-チで見る限り馬車が魔物に襲われて居るのだろうと見当を付け急行した、するとオ-クの群れが馬車に襲い掛り少し時間が経っていた様で護衛の冒険者が一人生き残りオ-クと戦って居たが、遣られるのは時間の問題と見たが俺は声を掛けた「助けは居るかい?」と声を掛けると商人と分かる風体の男から助けてくれ礼はすると言うので、俺とクロイカで一気にオ-クを殲滅した35匹居たが6匹は護衛が倒した様で先に死んでいた、冒険者は4人が倒れて居て既に事切れていたが商人2人は何とか生存していた、4人の冒険者の死体を商人の馬車に乗せたが今からでは町には入れない、町の近くまで行って其処でテントを張り休む事に成りそうだがとに角急ぎここを離れた、血の匂いがするこの地に他の魔物が何時やって来るか判らない、オークは一応俺が収納したのを見た商人は俺の魔法バッグの容量に驚いて居たが、Bランクチームが魔法バックを持っている事は割と多いので余り気にしなかった。
セトカンの町が見える所まで来たが既に門は閉門されていて、ここで一晩過ごす事に成ったので俺は馬車にこの前に手に入れた虎の敷物を敷いた、3mX6mで余って居たが切るのも勿体ないのでそのままに敷いた、寝心地はすこぶる良くて馬車と言う事は忘れ直ぐに眠りに付いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます