第2話

俺は正しかったんだ。


夏から連絡が来る。


人手なし、と


でも良い。人手なしでいい。


結局俺はこの国の法令に従う、一般市民なのだから


「・・・お兄ちゃん。ご飯出来たよ」


「わかった!」


それにこうして、妹のご飯を食べることが出来る。


俺はそれだけで十分だ。


________

そうして、次の日から奴隷にされたあの子はどうやら、ヒロ曰く、壊れてしまったようで、次の相手を探しているようだ。


そして、


「次の奴隷は誰にしようかな・・・」


俺は怖かった。夏が選ばれるかも知れないと、今は夏に嫌われてるが、それでも夏だけは辞めて欲しい。


よろしければ星をお願いします。星の半分の話数を目指します。

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