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第1話

放課後はいつもビブレの階段にいた

いつもの連れと3人で。

制服のまま、制服をナンパして

世の中に反抗してタバコを蒸して、ガキのクセにビールとかブラックニッカの小瓶もって。

世の中全てになんかムカついて、理由もないのに反抗して、でも特に不良ってわけでもなく、ヤンキーやカラーギャング達とは話すけど仲間ではなかったし群れてるそんな奴らも実際は嫌いだった。

平日は制服で、休みの日は2XLサイズの服にニューエラ、エアフォース。

本当に意味もなくただ連れとつるんで、粋がって、どうしよう無い性欲とむしゃくしゃ抱えて、でも特に目標、もなくて。

今の時代から見たら不良なんだろうけど、その時代では不良ではなかった。

喫煙も飲酒もそれがカッコ良いって思ってたんだ。

そんなくだらない時代が今は懐かしいし、楽しかった気がする。

若いって粋がる事だと思ってたのかもしれない。

女も乱れてて、その日にすぐワンナイトもいっぱいあった。

今はその1人も覚えてないけど。

どうしようもない時代だったけど

戻りたいなって思う事がある。

おじさんの戯言。