命 息吹き 誕生

@yoshimune7

第1話

 どこかの海に居るようなそんな感覚


 手足も自由に動かせないだが心地よい感覚


 何時間、何日、何ヵ月居るのかも分からないが俺は転生をするのかと思うと産まれるのが待ち遠しい。


 生前の名前は忘れたが日本の大都会に住んで働いていたような気がする、後はかすんで思い出せない。


 これからどんな時代に産まれるのか自分の物語を楽しもう。




 どうやらもうすぐ産まれるのかなにかに引っ張られて頭が痛い、その後はするすると体が引っ張られ外気にさらされて寒いので産声を上げるそれからは優しい声がかけられたようだが自分の声が邪魔して聞き取れない定番の赤子スタートのようだ。






 飲んじゃ垂れて寝るを繰り返し日々が過ぎていく。


 ある寒い日俺は風邪をひいたようだ熱を出して泣き叫ぶことしか‼️出来なかっただが心地よい感覚を体で感じたらすぐに熱が下がり眠りについた。


 この出来事からこの感覚を忘れないうちになにかを探しているうちになにかを見つけた、飲んじゃ垂れて寝るを繰り返しながらなにかを毎日刺激した。


 時は過ぎ、寝返りからハイハイが出来る頃にはなにかを自由に操れるようになってこれを気と命名することにした。




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