CAP7

X22

プロローグII

そう、其れは嘗てランダムメイトされていた

繁殖システムの相違から成り立っている。

世界は自然選択派と進化反復修復の2派が争う中、凍結と溶解を繰り返し妖怪CPUが環境をも支配化しようと画策し出す羽目となった。

全てを愛し愛であげるその文化は触れる物全てに生を与え、存在と言う空間を作り上げたのだ。

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X23 “Wisper off the Higurashi in serene Twilight on Coffees”

Zコン:「コンボイはコンボの元祖!ロボ化の神髄は、、、!オイルショー〜ック」!!

Zコンボでの勝ち鬨は華やかに、澄みやかに洞窟に響くが如く、跳ね返す事鍾乳石の如し!の様に淡と静けさが戻る!。


アイツ: 「二人が残ったか!、、、、。此の水源はもう最後に成りそうだ。居なくなった二人は残念だが、水源の奴らが居なくなる程だから、未然の未然に発見出来たわけさ。」


”水源が有るからこそ“支払いシステムが崩壊しないのはコミュニティの常識である。

前盛った未然のコンボが仕組まれて居た事象なら今回は少し敗北感さえ覚える程の損失なのだろう。


アイツ:「では改めて、此の水源での最期のお茶会を始めよう🍵。」

鍾乳石柄の洞窟を照らす茶器の薄暗い光が艶やかさを増している。

エージェントXが、湯を注ぐにつれ茶器は明るさを増して行き、徐々に薄暗く響く景色が明るく照らされた鍾乳石に吸収され、

揺らめく水面さえ茶器のセット一部の様な一体感の雰囲気、

エージェントX 「“Tube!”」お茶席が水面に吸い付く様に穏やかに、

「では流されましょう。」っと。

茶席ごとゆっくりと水脈の流れに乗りはじめ、コントローラ: のスピーカー🔈から流れるmusicは蝉のチャンネルだ。色色な蝉の鳴き声を鍾乳石に響かせ乍らも、物寂し気にお茶会は進む。

やがて洞窟を抜け岩飛沫舞う穏やかでは無い急流の中でさえ、静かにお茶席は流れ続ける。有価モニタの幻影振動術とは一味違う趣だ。

岩肌多く進む景色は猛々しく清流、鳴くセミも又、此の水に活かされている。

エージェントX「対に居られる御二方は、ギルド次元結界の特殊なエレメント保持者で、サキュバスしいのは自然界との調和、

水源に合わせの出立ちはエレメントの意志通りのコールが基準なんだよ。」

っとコントローラに電撃を喰らわせた、ギルドエージェントの紹介があるのは多少のんびりとした流れだった。

出来るだけのニヒル会釈の あなたの名前: はイマジモニタから漏れない様に華麗なワンシーンを幾つも思い浮かべ、己の美學である小出しからの蜻蛉返りの原理の模範プレイヤーを演じた。

「絵になる」のが基本的条件にある。エレメントを保持する条件でもあり「固有の」「特有の」何かが無ければそもそもギルド員として存在意義が薄い。

イマジモニタを通じ、サキュバスチックな二人の自己表現暗示がイメージされ、太古の憧れが漂う。

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サキュバス結界員A♀: 工作経過30

エレメント型:空間・流体・結晶,

エレメントアイテム数:3(具現変化)


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サキュバス結界員B♀:工作経過55

エレメント型:空間とその移動・血液

エレメントアイテム数: 6(次数空間制御)


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あなたの名前: 工作経過3

エレメント型:投影・ニュータイプの閃き(Zコントローラが保持)

エレメントアイテム数:2 (ソレ製チェキ,シェウォッチ)


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アイツ:「此のエリアのエレメントの回収はもう無いな!、居なくなった二人はどうやって無かった事にされたのか?未だにコミュニティの干渉は謎が多い。」

っと変わる景色は木漏れ日多き夕暮れ、

「カッカカッカ、カナカナカカカ・、、、」

岩肌に染み入るヒグラシの淋しさの果てに

未然の未然がなければ、今回のお茶の間の異変も穏やに済まなかったのは名残り惜しいが、全ての事象が流れ全ての万物に輪廻転生が有るのは、其れがモータルに存在しているからでも有る。

「電撃は四発入る予定だったんだ、デュアルだと進化いずれって事になるけど、アイテム化には丁度良い未然の事象さ」

っとアイツは名残惜しそうに消えて行く二つの表現と水源に近き美食エリアの茶会を思い出しつつ

「その茶器は🫖 あなたの名前: にしんぜよ〜う!」っと、ニヤニヤして武将登用の儀式が行われた。

忠誠度とモラルが少しずつ上がって行く。

イマジモニタに新たな感情表現が組み込まれて行き、僅かな電子波動が心地よく奥深く思考をクリアにしてゆく。


鏡台の前には蠢く深夜ザッピング模様のレンチン茶器とシェウォッチ。


そしてアイツの台詞を鏡台越し絵にしてみる。

「レディースファーストはお持ち帰りの基礎であって熟成されればお持ち帰られるが宿命❣️ってわけさ「野ウサギ達よ!」」!

とイマジモニタ越しもう絶滅しちゃってるだろうっと思えるモータルに問いかける!

何が最初で最後なのかのリアルバージョンは、始まりと終わりの境界でさえ自由に演出し、永遠と続く所業地獄を教授し、生あるが儘に空間を彩るパターンとしてモータルに在りつつ、いずれにしても必要とされる時まで同様同体。!

茶器の所持とイマジモニタの進化は、

あなたの名前:の存在価値で在り、儚いモータルに一つ一つ「表現」が戻ってゆく様は、

“現代アート”と呼ばれたエロチシムズをエレクチオンさせる。

“確実に腕が上がっていく実感は、お茶会に前盛って用意された事象とはいえ、世の中は途切れない縁で引き合っている”

っと、ファラオのポーズで仮眠をとるほど眠りに落ちた。

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