エッセイみたいなものを始めました。

夏目 漱一郎

第1話夏目漱一郎と申します。

 僕がカクヨムを始めたのは、2023年の12月28日くらいだったと思います。まあ、ざっくり言って今年から始めたと言う事にしておきましょう。その前はどこにいたかといいますと、こことは別の、恋愛小説をメインとしているとあるサイトで書いていました。えっ、夏目は恋愛小説も書くのかですって?いや、僕の専門はコメディ作品なもので恋愛小説は全く書きません。(今後何か面白いものが浮かべば書くかもしれませんが)それでも最初は良かったんです。サイトで恋愛小説を推してはいましたが、在籍している作家様は割と自由に色んなジャンルの作品を書いていて、僕も恋愛小説じゃあないけれど特に問題なく書けていたのでした。


 しかし、いつの頃からか運営側の恋愛推しがハンパなくなってきたのです。コンテストのテーマになるものは、全て恋愛に関わる言葉ばかり。最終選考に残った作品で、『当レーベルのカラーから外れている』という理由から大賞に選ばれないものも出てきました。僕はコンテストには出さなかったですが、最終まで残ったのならせめて作品の面白さという基準で大賞を選ぶべきだと思うのですよ。


 その後、ある理由で一年位そのサイトを離れていたのですが、戻ってきた時、当時僕と一緒に執筆活動をしていた割と懇意にしていた作家様が全てそのサイトを離れてしまっていたのに驚きました。何人かは残っていてもよさそうなものですが、見事に全員です。おかげで僕がそこで何か書いても、全く誰にも読まれませんでしたね。まるでのようですよ!


 そんな僕ですが、その超恋愛推しサイトで唯一ジャンル別ランキングに入った作品がありました。それがチャリパイシリーズだったら本当に良かったんですが、チャリパイではありません。それがエッセイでした。何となく執筆のモチベーションが上がらない時、代わりに下らないエピソードをグダグダとエッセイに書いていたのが思いのほか評判が良かったみたいです。特に伝えたいメッセージとかテーマがある訳でも無いんです。テレビの『すべらない話』とか『酒のつまみになる話』みたいに、こんなんあったんですよ~とか、これどう思います~?みたいなノリで気楽に読んでもらえればありがたいです。


 ところで、四月です。皆さんはリアルな生活ではどういう立場なのでしょう?中学生?高校生?大学生?それとも社会人ですか?色んな立場の人がいるかと思いますが、その中でも新入生と新社会人にとってこの四月は特別な月だと思うんですよね。新しい環境に早く慣れて、友達を作って…と、毎日が新鮮な気持ちで大変ながらもやりがいのある毎日を送っている事と思います。そんな『新入社員』というワードを聞くと、僕は昔僕と一緒に働いていた、高卒新入社員の『アキヤマ君』の事を思い出すんです。新入社員というのは、その経験不足から失敗するのは当然。失敗を経験してこそ一人前に近づいていくものだ。なんて、寛容な精神で僕はアキヤマ君に接していたんですが、アキヤマ君は凄い奴でした。なんていう僕の予想をことごとく超えていくのです。


 僕は昔、自動車の整備士をやっていました。自動車の整備士には国家資格が必要で、今は国家一級整備士というのが最上位で、その下に二級、三級…と続くのですが、僕の頃は一級の試験が開催された事が無かったので二級が最上、次が三級整備士でした。僕は専門学校卒なんですが、会社に入社してすぐに二級自動車整備士の試験に合格したので、二年目からはもう二級整備士として国家資格が必要な自動車の整備が出来たのです。そして僕が二年目の時、同じく専門学校卒から新入社員で入ってきた『I』は優秀な男で、仕事も卒なくこなすし二級整備士の資格もスムーズに獲りました。


 そして僕が三年目を迎えた時です。のは。

その頃、僕がいた会社は自動車メーカーが親会社になっている言わば自動車ディーラーと一般的に呼ばれている会社なのですが、この頃会社では会社の方針にちょっとした変革があったのです。それは、親会社のメーカーからやって来た人材がうちの会社の常務取締役に就いた事から始まりました。何と言っても、社長より常務の方が偉いのです。そんな会社ってありますか?確か事計会議で全社員が集まった時、壇上に社長と常務が並んで挨拶をした事があったのですが、その時の常務はまるでをしていたと思います。この常務のおかげで会社は色々と変わっていったのですが、その模様はまた次回にお届けする事にしましょう。誰かのエッセイい書いてあったのですが、連載の一話の文字数は二千文字位がいいらしいです。確かにこれ以上書くとちょっと長いかもしれません。このエッセイは不定期更新しますので、続きが読みたい方は作品フォローをお願いします。ではまた、次の機会に。

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