リアルな話し

俺の友人は、事故とかの話をするのが好きだ。

あ、でも、かと言って事故現場の野次馬、ってことでもないからな。

まあとにかく、あいつの話す話はめちゃくちゃリアルで現実味のある話、でも、創作だって言うんだ。まあ絶対ウソだろうけど。

どうせ野次馬だろ〜。

と思い、俺は友人が居眠りしている間にこっそり指紋認証ロックを解除してスマホを見た。

すると、大量の慰謝料、治療費請求が来ていた。

「んあ〜」

まずい!!!

俺はスマホを急いで片付けた。

「俺のなんか触った?スマホとか体とか」

冷や汗がダラダラ流れる。

「触ってねぇぜ?」

「そか」

また友人は寝始めた。

俺はの心臓はバクバクしている。

そういえば、あいつの服のすべてについてる赤い点はなんだ、、、?

俺は、友人に訊くことにした。

「お前、まさか、、、」

「なに?」

「いつも話してくれる話、あれ、お前が全部やったことなのか?」

「あれぇ、バレちゃったぁ?」

あいつは、服の裾から触手を出し、あっという間に俺を飲み込んだ。

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