限りなくブラックに近いグレーな世界

立花万葉

第1話

私から見える世界は限りなくブラックに近いグレーの色をしている。何故そう見えるのかは私が置かれた環境や抱える障害、家族や周りの人達、過去に経験した出来事、それにより受けた影響など様々なモノが混ざり合っているからである。


私は子供の頃から「変わった子だ」と言われてきた。でも何が変わっているのか私には分からない。

そう言う人達の『普通』が私には分からないし何を『基準』にしているのかも分からない。


『普通』って何だ?何が『基準』なんだ?


そもそも私には『標準』というモノを考えた事がない。人それぞれだと思うから…。


学校や世の中では「みんな違って良いんだよ」と教えるのに、実際にみんなと違うと差別や偏見、心無い言葉に晒される。


多様性と謳いながら現実には区別される。


全くもって理不尽!!何だこの世界!?


私にとってこの世界は摩訶不思議である。













  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る