ゆらゆらり

出雲石

第1話 寝ないといけないけれど

 もう一時になってしまった。のんべんだらりと布団と仲良くしていたら、スマホについつい手が伸びてSNSを開いてしまう。

 リアルな友達とはだれひとり繋がってない垢を開いて、流れていく情報の渦に脳の処理能力をパンクさせようと試みる。

 かえって目が冴えた。どうしようか。明日は平日だからちゃんと起きないとならないのに。

 まあ、明日は明日の風が吹くので。寝不足でもなんとかなるだろう。いっそ、寝ないという選択肢も考えてみようか。いや、やめた。脳が鈍くなって、事故に遭ってはいけないぞ。

 なら、寝よう。とは思ってもなかなか寝れないものだ、というのは周知の事実。せっかくなら、寝落ちするまで何かしよう。

 ということで、今、エッセイを書きはじめてみました。今後も不定期になるだろうけれど、続けていきたい所存ではあります。

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