第6話紹興酒
今日は四川料理屋で、千茶、高田さんと3人で飲んだ。
ビールを飲んでいたら、千茶が紹興酒を注文した。
ホットの紹興酒で一口飲んだら、臭くて飲めない。
僕は、ロックで注文した。
飲める。20代は飲め無かったが、この臭え紹興酒が美味く感じて、5杯飲んだ。
めちゃくちゃ酔っ払ってしまった。
2人の女性を前にして、離婚する嫁さんの写真を飾っているのはいかがなものか?と問われて、2人が帰って来る前に、嫁さんとの写真を片付けた。
これが、僕の意思である。
僕は捨てられたのだ。嫁さんに。
それを、拾って人間らしく対応してくれる千茶を大事にしたい。
今夜の酒は美味かった。
明日は、大人しく。
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