色々と考えていたけど形にならなかった
ゆきまる書房
第1話 以前書いていた異世界ファンタジー
<あらすじ>
主人公が新しく作った魔法が、勇者パーティーと戦っていた魔王に直撃し、魔王が封印される。
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魔王を倒した主人公を探そうとする国の追っ手から逃れるために、主人公は国のスラム街に逃げる。
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スラム街の一角に逃げ込んだ主人公の元に、魔王の右腕がやって来て「魔王を完全に倒す方法を見つけろ」と主人公を脅す。
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主人公は魔王の右腕との同居生活をしながら、自分の師匠やスラム街を仕切るマフィアのボス、魔王と戦った勇者と出会って成長していく。
<登場人物>
トーマ・マグノリア……主人公。人間。物語開始時点で15歳。誕生日は12月9日。身長152cm。体重45kg。ミルクチョコレート色のくせ毛で、髪の長さは肩まである。人と目を合わせないように、意図的に前髪を伸ばしている。瞳の色は紅茶色、ただし感情が高ぶって魔力を限界まで放出していると金色に輝く。色白で中性的な幼い顔立ち。魔導士見習い。両親をライバルの魔導士に殺されており、育ての親である祖父母も亡くし、天涯孤独。両親の事件と通っていた学校で受けたいじめによって人間不信に陥る。それゆえに性格は臆病だが、困っている人を放っておけないお人好し。魔術の才能はピカイチで、三度の飯より魔術が好き。魔術の話をしている時は、年相応の少年のように無邪気な表情を見せる。後に国一番の魔導士になる。
ルーベンス……魔王の右腕。魔族。物語開始時点で175歳(人間で言えば32歳)。誕生日は4月16日。身長196cm。体重86kg。漆黒の逆立った短い髪。燃えるように赤い瞳。整った精悍な顔立ちで、周りの人間を魅了する美貌の持ち主だが、普段の怠惰な生活態度が顔に出てしまっている。人間に一族を殺されて身寄りがないところを魔王に拾われて配下になった。性格は傲慢で傍若無人。不機嫌になるとトーマに嫌がらせをして鬱憤を晴らす。自分を拾ってくれた魔王に恩義を感じてはいたものの、魔王に良いように使われる人生に疑問を抱き、トーマを見つけ出して魔王を完全に倒すように脅す。
ミレーユ・フォレスター……トーマの師匠。人間。物語開始時点で24歳。誕生日は5月28日。身長164cm。体重48kg。プラチナブロンドの背中まである長い髪。エメラルドグリーンの瞳。少女と間違われるほどの童顔で可愛らしい顔立ち。医療魔術を用いてスラム街の医者をしている。性格はおっとりだが芯が強い。びっくりするほど危機感がなく、超がつくほどのお人好し。由緒ある魔導士の一族の娘だが、優秀な兄と比較され続けてきた。それでもめげずに魔術の勉強を続け、学校を首席で卒業したものの、同じ日に兄が最年少で魔導士の資格を取ったお祝いを優先されたため、その日に家出をした。行き倒れていたところを高名な魔導士の老夫婦に拾われ、その後自立して下町のスラム街に移り住む。アレクのことが好き(無自覚)。
アレクサンダー・レオン・ラインハルト……スラム街を仕切るマフィアのボス。人間と魔族のハーフ。物語開始時点で139歳(人間で言えば28歳)。誕生日は8月27日。身長181cm。体重72kg。漆黒の髪をオールバックにしている。瞳の色はサファイアブルー、ただし魔力を放出している時はルビー色に輝く。甘いマスクで数々の女性と浮名を流している。裏社会でもトップクラスの実力と権力を持つ「ラインハルトファミリー」のボス。性格は気さくだがつかみどころがない。人の良い青年を演じているが、ファミリーの人間やスラム街の住民に危害を加えるものには容赦しない。ノーモーションで魔族の魔術と魔導士の魔術を操ることが可能。「ラインハルトファミリー」の後継車であり魔導師だった人間の母親と、魔王の弟である魔族の父親の間に生まれた。ミレーユのことが好きでアピールしているが上手く伝わらず。
イアン・カーター……アレクの部下。人間。物語開始時点で34歳。誕生日は2月13日。身長187cm。体重79kg。焦げ茶色の髪を短く刈り込んでいる。瞳の色はアッシュグレイ。左の頬に深い傷跡があるが、女性を惹きつける整った顔立ち。性格は真面目で冷静沈着。真面目過ぎる故に冗談が通じない。部下からは憧れの存在。本人は自覚していないが、かなりの天然。元はユーキリア王国の高位の貴族の嫡男だったが、ライバルの帰属によって家族を惨殺され、一人生き残ったため奴隷商人に売られる。奴隷商人に売られた先の貴族に虐待を受けていたが、数年後にその貴族を殺害して逃亡の後、アレクに拾われる。武器になるものは全て扱え、肉弾戦も得意。
シンシア・ベイツ……アレクの部下。人間。物語開始時点で27歳。誕生日は6月9日。身長は170cm。体重は54kg。ミルクティー色の髪を後ろで一つに括っている。瞳の色はアメジスト色。男性なら心惹かれる美しい顔立ち。性格は勝ち気で打たれ強い。仕事を抜け出すアレクによく鉄拳制裁を加えている。他人に厳しそうな印象を受けるが、面倒見がよく部下に慕われている。スラム街の出身で、唯一の肉親だった母をマフィアの抗争で亡くし、奴隷商人に攫われそうになったところをアレクとイアンに助けられる。元々魔術に興味があり、独学で習得した魔術を使って戦う。イアンのことが好き。
アーサー・ウィルハーパー……魔王と戦った元勇者。人間。物語開始時点で18歳。誕生日は7月25日。身長168cm。体重65kg。赤みがかった黒髪を短く刈り込んでいる。瞳の色はシトリンイエロー。性格は素直で正義感が強い。勇者としてパーティーを率いていたため、リーダーシップがある。剣術と魔術を組み合わせて戦う。魔王との決戦で手も足も出ず、またトーマの魔法で決着がついたことから勇者の称号を剥奪され、家を追い出された。そのことでトーマを恨み、スラム街にトーマがいることを突き止める。トーマと出会った当初は彼に復讐しようと考えていたが、トーマや周りの人たちと親しくなるにつれて復讐心は消え、後にトーマの家でトーマとルーベンスと共に暮らす。
<テーマ>
登場人物たちがお互いに成長していくのが一応のテーマです。それと異種族間の差別や偏見なども。
<世界観>
異世界ファンタジー
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