#1 いかさま師vs転校生～大富豪編～

#1 第2話 ルール決め1

伊藤「とは言っても2人じゃゲーム的に厳しいな」

西園寺「その点は私も同意だわ。それじゃあ、お互い 自分ともう一人、勝負する人を出し合わない？」

伊藤「オッケー」

西園寺「 それじゃあ私は 護衛の川西で」

川西「分かりました」

伊藤 (川西って言うのか)

伊藤「それじゃあ俺は遠藤で。 遠藤いいか？」

遠藤「オッケー。 放課後まで待つ必要なかったな」

伊藤「とんだアクシデントだ、、、」

伊藤「 じゃあ次はルール決めか。 おっとここでのルール決めは大富豪のルール決めじゃなくて もっと 根本的なルール決めだ」ﾆﾔ

西園寺「・・・いいわ」

伊藤「 それじゃあ 今から ルール決めを行う もしダメだったらダメと言ってくれ」

西園寺「理解したわ」

伊藤「

・ダイアの3を持っている人が最初にカードを出せる

・ このゲームは3が一番弱くて2が一番強い革命が起きた場合はそれが逆転する。

・ ジョーカー1枚は一枚だけ。どのような状況下においても一番強い。しかし、スペードの3が現れた場合は別

・パスは、いつでも出来る

・ その人のカードがなくなった時点でゲーム終了その人が勝者

・ 2のダブルや八切りなど 次の人が出せないと確定した場合、出した人がカードを横にずらして次のカードを出す

・ シャッフルする人は2人、配る人は 残った2人でじゃんけん、じゃんけんの勝者はカードを配り、じゃんけんの敗者から左回りに配る

・ 相手が自分のカードを受け取ったら次の番

・ ゲーム中相手のイカサマを証明することができたらイカサマをした人はその時点で失格

・相手のカードを見ても、 相手にカードを見せても失格になる

このくらいでいいか？」

西園寺「2点ほどいいかしら？」

伊藤「なんだ？」

西園寺「 1点目、イカサマをしたらではなく、イカサマを証明したらとはどういうことかしら？」

伊藤「 そのまんまの意味だ。ゲーム中にイカサマを証明して初めて相手を失格にできる」

西園寺「理解したわ」

西園寺「2点目、 相手のカードを見たら失格と言うのは分かるのだけれど、見せたら失格ってどういうことかしら？」

伊藤「 あーそれは、 君らが協力しない為だ。 仮に相手が君のカードを見なくたって自分から見せようと思えば、相手に自分のカードを知らせることは可能だからな

つまり、 自分の出すカード以外を相手に見せちゃいけない ということだ 」

西園寺「 笑わせないで。 私はいつだって1人で戦ってきた今更他人の手を借りるほど弱くないわ」

伊藤「じゃあ、いいか？」

西園寺「ルール 3つ追加」

西園寺「1つ、席順は

　　　　　　西

　　　　遠　　　伊

　　　　　　川

この形で

2つ、ゲームの順番は右回り

3つ、 2分たったら 自動的にパス

で

いいかしら」

伊藤「かまわない」

遠藤「理解不能」

伊藤「遠藤はいつも通りやれば大丈夫」

遠藤「オッケー( ᐛ)ﾊﾞﾅﾅ」

川西「理解しました。 お次は大富豪のルールですね」

伊藤「ルールは

・スペ3

・ジョーカー

・革命

・八切り

・重ね出し

・7渡し

・5スキップ

これでいいか？」

西園寺「ええ」

川西「理解しました」

遠藤「いつもよりルール少ないな」

西園寺「いつもどんなルールでやっているのかしら？」

遠藤「階段、禁止上がり、クイーンぼぉぉ」(口押さえ)

遠藤「なにするんだ」

伊藤「これ以上余計なこと言うな」

西園寺「まぁルールは先ほどのでかまわないわ」

伊藤「では、勝負開始！」

クラスメイト(なんだ、このクラスは、、、)