八月号編
同題異話・八月号 沸騰する祭×去らない熱
同題異話の八月号を開催しました。今月のタイトルは、「沸騰する祭×去らない熱」です。
企画の詳しい説明と参加はこちらから
→https://kakuyomu.jp/user_events/16818093082129684199
暑中見舞い申し上げます。毎月一日スタートの同題異話でございます。
とうとう五回目になりましたね。まだ六月号の参加作品を読み終えていないのですが、今月もスタートです。参加中の皆様、もうしばらくお待ちください!
八月のタイトルは、「沸騰する祭×去らない熱」です。真ん中の記号は掛け算の「かける」です。「バツ」ではないので、ご注意ください。参加する方は、タイトルだけをコピペするのをお勧めします。
八月、夏ど真ん中なので、タイトルを考えるのは簡単……と見せかけて、結構大変なんです。要素が多すぎるので、どれを切り抜くのかが悩ましいのです。
ちなみに、二〇一八年度の八月は「火花を刹那散らせ」で、二〇二一年度の八月は「夏が燻る」でした。どちらも、夏の暑さからイメージしたタイトルです。
八月って、意外と「〇〇の日」というイメージが少ないんですよねぇ。山の日がありますが、海派なのでなかなか山に因んだタイトルは思いつかないです。……あれ? 前の段と言っていることと矛盾している?
ま、八月タイトルは色々と悩ましいので考えるのは後回しになっていました。今回も、他のタイトルを決めていって、まだ入れていない要素を書きだした結果、という形ですかね。
さて、まだ入れていない要素、それは温度です。同題異話タイトルを考える際に、五感をあらわす単語をイメージしているのですが、まだ触覚を使っていませんでした。じゃあ、まだ使っていない暑さをあらわす単語を出してみたのですが、ここで少し躓きます。
一発目は、「熱源よ。焦らさないで」で、そこから、「熱帯よ。焦らさないで」も出てきました。ただ、『熱源』『熱帯』も、有名な小説のタイトルとしてあるので、こちらは使わない方がいいだろうなぁと諦めました。それに、「焦らさないで」の意味も曖昧ですし。
次に出てきたのは、「余熱よ。去らないで」「余熱よ。冷めないで」です。「余熱」、悪くないけれどなぁ……句読点は他の場所で使いたいなぁと思い、もうちょっと考えることに。
で、急に思いついたのが、「消えない熱」でした。否定形使っていないし、いいかも! と思ったのですが、「消える」はまた別のところで使えるかもと思ったので、少し戻って「去らない熱」に。
ただ、「去らない熱」だけだと味気ないので、何かもう一つ付けたい……。夏……夏休み……夏祭り……祭……暑い祭……沸騰する祭! というような連想で、決まりました。
ただ、句読点問題もあり、「沸騰する祭、去らない熱」とは決められず。別のところで使いまくっているために助詞も出せないので、新たな悩みどころに。
接着剤的な役割で、まだこれまでの同題異話で使っていない記号として、「×」が思いつきました。「+」も候補ではあったのですが、どうせだったら倍に、沸騰に熱を掛けてめちゃくちゃ熱くしちゃおうという発想で、「沸騰する祭×去らない熱」に定まりました。
何やら、タイトルが決まるまでの話を長々としていしまいました。そんなことは関係なく、このタイトルを見てビビッと来たお話で参加してくれれば構いません。もちろん、詩や俳句やエッセイなどもOKですよ!
今月も、たくさんの参加をお待ちしております! よろしくお願いします!
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