第39話 残刻描写スプラッタ
「神田、俺はお前を蹂躙する。」
俺の宣誓に対して神田は
「女の子に守られてるようなガキに、
おれが負けるわけねえだろが。」
先ほどまでの俺じゃない。
一度目の
それを
再び
神田の背後にいたことにして攻撃。
それと同時にストックした
神田は背後にいる俺の方に振り向いて前方からの攻撃をもろに喰らう。
俺と
ただ、それだけで倒せるほど甘くない。
「ガキ、お前が強いのはわかった。
おれにとってお前は天敵だよ。
だがな、それが負ける理由にはならねえよ。」
神田の気迫が一段と上がる。
「
もはや咆哮。神田が初めて口に出して能力を使った。
「はぁ、めんどくさいn」
はっ!!神田の動きを目で追えなかった。
俺の体が真ん中からバラバラになって気づく。
ギリギリで能力の使用が間に合い回避していたことにした。
肉体は無傷だ。なのに足が震える。
疲労か?いや魔夜に直してもらってから殺されただけだ。
痛みか?そんなものを感じてる暇はなかった。
「恐怖してるのか、俺が。」
それしか考えられない。
まだ俺が弱いから、圧倒的強者から向けられる殺気が恐ろしいのだろう。
「慣れるまで続けるか。」
そこからは虐殺だった。
俺は殺され続けた。
何度も何度も何度も何度も。
大体は胴体を消し飛ばされて死んだ。
たまに頭を狙った攻撃が飛んでくるがそこは反射で能力を使っていた。
反撃したいが身体能力が違い過ぎる。
はぁ、反動を気にせずに強化魔術を使えたら。
だけど
じゃなきゃ俺の魔法との併用ができない。
ただ、もしも
反動を回避することができるんじゃないか?
もしダメなら反動で俺は死ぬ。
それにここで神田を倒せなければ俺は死ぬ。
なら、多少のリスクは受け入れよう。
「
さらに魔力を体に無理やり流し込む。
俺の魔力総量を10秒で空っぽにできるぐらいのペースで消費してるけど
魔眼へのストックがたんまりある。
魔力垂れ流し生活のおかげだな。
魔眼に垂れ流しといてよかった。
身体能力は5000倍ぐらいか?
まぁ、今はどうでもいい。
体が焼けるように痛い。
指の先から粒子化していく。
ただ殴る。殴る、殴る、殴る、殴る、殴る、殴る。
拳が消えた、胴体も。
「限界か。」
俺と
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