しんだもんのこつ

黒味缶

私はダメな人間です

 心の弱さを自覚するダメな人間、それが私です。

 今回、この先の話を投稿しようとするにあたって、これだけは言っておかねばならないと思ったので伝えさせていただきます。


 このエッセイでは、私の身近に起こった死の話をします。

 とても大切なあの子の死と、早く死ねば面倒が減るのにと思っていた人の死です。

 どちらの死も人前に引きずり出してよいものではない、と私は思っていました。今も思っています。

 しかし、どこかで表に出さなければ私があの子の死で感じたことも、なんだかんだあの人の死でも思う事はあったのだなと感じたことも、無かったかのように埋もれてしまうのです。


 私は自分の心の弱さを自覚しています。

 それ故に、以降の物を世に出します。

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