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.120『#0d33ff prəfǽníːə』:Quatrain

下界（げかい）に篤（とく）と流（なが）るる　実（じつ）に嘆（なげ）かわしき御託（ごたく）

炎上（えんしょう）する星（ほし）を救（すく）うべく威（い）を振（ふ）るった軍神（いくさがみ）

世界（せかい）を灼（や）き払（はら）う赫（あか）い炎（ほのお）を　消（け）し去（さ）り輝（かがや）く

天色（てんしょく）　天（てん）の御使（みつか）いなどと燥（はしゃ）ぎ崇（あが）め出（だ）す民（たみ）

穢（けが）らわしい　実（じつ）に実（じつ）に　実（げ）にも神（かみ）を瀆（けが）す所業（しょぎょう）

寝言（ねごと）戯言（たわごと）譫言（うわごと）を抜（ぬ）かす黒（くろ）き死（し）の詩歌（しいか）に抱（いだ）かれ

せがみ立（た）てた願（ねが）いへ縋（すが）る　愚（おろ）かな仔（こ）を導（みちび）こう

手拵（てごしら）えの幻想（ゆめ）に　耽（ふけ）る民（たみ）よ　真（まこと）の神（かみ）へと縋（すが）れ

眼（め）を凝（こ）らせ　母（はは）の新世界（しんせかい）へと　左目（ひだりめ）を遣（や）れ

願（ねが）う色（いろ）は　唯一（ただひと）つ　白銀（しろがね）の夜明（よあ）けを拝（おが）もう

手（て）を伸（の）ばせ　母（はは）の新世界（しんせかい）へと　左手（ひだりて）を遣（や）れ

描（えが）く色（いろ）は　唯一（ただひと）つ　白銀（しろがね）の夜明（よあ）けを掴（つか）もう

天（てん）の御使（みつか）いを騙（かた）る奴（やつ）こそ　世界（せかい）に逆（さか）巻（ま）く逆波（さかなみ）

粧（めか）したところで焼（く）べれば　赫（あか）く赫（かがや）き星（ほし）を灼（や）く

千（せん）の海（うみ）鳴（な）りとなり母（はは）の耳（みみ）に来（きた）す前（まえ）に疾（と）く鞫（きた）み

世界（せかい）を穢（けが）す赫（あか）ごと尽（ことごと）く　切（き）り刻（きざ）み　闇（やみ）に結（いわ）く

解釈（げしゃく）の度（たび）に天（あま）照（て）る　得（え）難（がた）く　気（け）高（だか）き光（ひかり）を描（えが）く

天（てん）を地（ち）を統（す）べる　白銀（しろがね）の詩（し）の神（かみ）へと　頻（しき）並（な）み

出（で）しゃばり燥（はしゃ）ぎ謀（たばか）り　御使（みつか）いなどと騙（かた）り繕（つくろ）う

穢（けが）らわしい蒼（あお）き悪魔（あくま）よ　白銀（はくぎん）の風波（かざなみ）に揺（ゆ）られ

穢（けが）らわしい冒瀆者（ぼうとくしゃ）よ　白刃（はくじん）の鏽（さび）となれ