『雨中ステーション』: Sonnet

ちゅうぶらりんてるてる坊主ぼうず御忠告ごちゅうこく

通勤つうきんは 土砂どしゃ確実かくじつだってよ

ちゅうくらいのかさって のそのそうご

つーか御託ごたくより御利益ごりやくかせてくれよ


昼夜ちゅうやわずつづける五月雨さみだれなが

通過つうかするてつとりさえずりを

中空ちゅうくううる灰色はいいろめたなが

通知つうちひとらさない機械きかいみお


雨中うちゅう見上みあさがす 希望きぼう着装きそ太陽たいよう

苦痛くつうでもあとちょっと ってみようか

夢中むちゅうけた軌道きどううららないよう

おとよ れるまで おねがいどうか


雨注うちゅうかがやいて 彼方かなたはなおり

雨中うちゅうかかないて 羽搏はばたいた夏鳥なつどり

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