応援コメント

結婚」への応援コメント


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    朝ごはんを作って欲しい…
    君のみそ汁を毎日飲みたいと似た感じですね。
    わかるような、ちょっとまわりくどいような。

    時代的に直球勝負の方が男らしい気もしますが、
    浩一さんの人となりが伺えて
    ふふっと笑ってしまいました。
    カワイイ人、だなぁ。笑

    【返信の返信】

    ちょうど今、執筆のために
    強くて可愛い軍人さんを勉強中なので
    銀河英雄伝説…時間ある時にググってみます。
    (ご紹介、ありがとうございますー)

    浩一さんのセリフは現実(現在)に言っちゃうと、
    相手を好きか好きじゃないかに関わらず、
    プロポーズと思われなくて、
    「え?なんで?」と返される可能性が高いので
    私的にはあんまりお勧めしないです。笑
    でも、マキシさんの解説はとても面白かったです。
    この詳しい心情を作中に落とし込んでも
    素敵な作品になりそうだと思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! とても嬉しいです!!

    浩一殿の人柄を見抜かれるとは、さすがでございます。
    そんなはるさんに、この時の浩一殿の心境を細かく解説いたしましょう。

    ハナを一目見て見初めてしまった浩一殿、それはそれは頑張ってハナをデートに誘いだすことに成功し、丁寧に関係を築くところまではよかったのですが、求婚というものを意識した時、彼はどうしてよいものか、全くわらかなくなってしまったのです。

    彼のような男は、最悪のケースをイメージするところから始めます。
    「あなたは好みの男性ではないので、結婚などできません」

    ハナにそう言われることを想像した浩一殿は、脳天に氷の塊を突き立てられたような気持に襲われます。そのようなことを言われたら、自分はその場で気を失ってしまうかもしれない……、そんなことは絶対に避けなければ。
    しかし、一番大切なのは、ハナの気持ちなのです。

    もう少し、婉曲な表現にしてみよう……。彼は一計を案じます。
    「僕の朝ごはんを作って欲しい」

    これだ、これがいい。なぜ夕ご飯ではないの? 昼に会ってから夕ご飯を作る流れって、ありそうじゃないか。昼ごはんは? 午前中に会ってからなら、なくもないのでは? それなら、朝ごはんなら? 一つ屋根の下で一夜を共にでもしなければ、そんな状況はありえない!

    実は、ハナの知らないところで、彼は3か月位そんなことをしていました。なお、「女性に食事を作ってもらう」と言う発想は、物語が昭和初期を想定しているので、大目に見てあげていただきたい……。

    しかーし! いざプロポーズに挑んだ浩一殿、土壇場で「駄目ならはっきり断って欲しい……」とか言ってしまいます。もう本人いっぱいいっぱいだったのです。

    しかし、彼のすごいところは、ハナに断られたと思い込んだとき、一瞬でそれを受け入れ、ハナの気持ちを尊重しようとしたところです。これが彼の矜持なのです。

    マニアックなお話で恐縮ですが、銀河英雄伝説では、敵国軍人から「疾風ウォルフ(ウォルフは狼)」と恐れられた、ヴォルフガング・ミッターマイヤーが、最愛の妻、エヴァンジェリンに求婚した時のことを回想したとき、「あの時ほど恐ろしかったことはない」と言ったとか、言わなかったとか(うろ覚えw)。

    つまり私は、女性に求婚するときに、気を失うくらい恐ろしい思いをする男性を、よい男だと思っているのです(笑