l see tell (愛してる)
にんじん@ayaas
第1話
こんにちは。ayaasです!これはなんでしょう?そう!これは新物語ですね!書く気になったらとにかく書こう精神です!(笑)
とりあえず!どうぞ!
「l see tell 愛してる」
こんにちは、私は虹。私ね、中学1年生になったの!へへん、すごいでしょ!私はね、本が大好きで!本の名前は「まち」っていうの!その本の登場人物、ときが大好き!ファイルに絵を書いてそれを学校に持っていくぐらいに!でも、私の友達は「まち」という本は知らない。だから当然、ときも知らない。悲しいよね。でもね、中学生になって同じクラスになった子、さとが「まち」を知っていたの!すごいよね!奇跡!もう嬉しすぎるー!そしてそして、とき推しなのー!!最高だよね!こんなに語ってなんだけど、私、さとのこと好きかもなんだよね!かっこいいし、優しいし、とき推しだしー!
「あっ、学校行かないと!」
こんなこと思ってたら学校に行く時間になってしまったんだ。
「よし、行ってきます!」
「虹ー?ちゃんと、教科書持ったのー?」
「うん!持った。本もね!」
「ふふふ。そうなのね、よかったわね」
「いいでしょ!あっ、もう行かなきゃね」
「行ってらっしゃい!」
「行ってきまーす!」
ふふ、今日もさとと話せるかな!
そうして、友達と合流した。
「おはよー!」
「おはよお!」
この子は私の親友!りな!この子とってもかわいいの!私の2番目の推し!(笑)でも、クラス離れちゃったんだ。
「なにー?なんかいいことでもあったー?」
「えっ、なんで?」
「虹、笑ってたよ?」
「実はねー、とき推しの子がいたのー!」
「おー!!!良かったじゃん!」
「さいこーだよお!!」
「あっ、もう学校ついちゃったね」
「じゃあ、ばいばい!」
「うん!帰りねー!」
うちの学校は同じ1年生でも、校舎がちがうんだ。特殊だよね。しかも、りなのクラスは3階にあるのに、こっちは4階だよお。軽く差別だよね!それより、私はめっちゃクラスに行くのが楽しみだった。なぜなら。
「おー!虹!おはよ!」
「おーさと!おはよお!」
私は眠くてあくびをしてしまった。
「はは!眠たいのか!」
「もちろん!それより、本持ってきて...」
「持ってきたよ!そちらも...?」
「持ってきた!」
「ありがとお!!」
キーンコーンカーンコーン
なっちゃった。つい興奮しすぎた。今から10分間は読書タイム!1番楽しみにしている時間だ。
表紙をみるとときがいた!!わわわー///最高すぎる!
「読書タイム終了!本を片付けてくださーい!」
「HRはじめるよー!」
「はあい」
1限目は国語だった。
キーンコーンカーンコーン
国語が終わって終わりのあいさつをした途端、さとが話しかけてきた。
「虹!めっちゃ面白かったよ!」
「はやいね!読むの」
「私、まだ3分の2だよ?」
「虹意外と遅いんだな」
「むうー!そんなことないもん!」
「なあ、虹?帰り一緒に帰んね?」
「え?あ?うん、いいよ」
さとの言葉に動揺してしまった。
「おう、あざっす」
「次移動教室だぞ!」
「ああ、そうだったね」
_____________________
「やあっと学校終わったー!」
「やっとだね!」
「家帰って、とき拝めるぞ!」
「だね!っていうかなんで一緒に帰ろうなんか言ってきたの?」
「ああ、ちょっとまってな」
「うん...」
next...
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