第68話
川視点
私は優君と元同じ中学校でした。
前のクラスでは私は引っ込み思案で誰とも話すことが出来なくて一人でした。
今も同じです。
そんな私ですが、唯一話したことがあります。
それは噂を聞いて、
「人殺しはいけないと思います」
私の正義感から、彼に何も知らずにそう言ってしまった。
そして、彼はかつてみたことがない程に絶望した顔で私に向いてこう言いました。
「じゃあ、誰かに殺されそうになったらそのまま死ねば」
彼から感じた殺意・・・その一言で凍りつき一生のトラウマになりました。
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