第65話


 「・・・っーー!!!!ーーー!!!!」


ナイフが刺さる。と思ったがそれはおもちゃでぶよーんとなった。


だが、優にとってはそれだけでパニックになる。





______


数分後


 「あはは、事前に喋れないようにしといて良かった」


「・・・っ!」


「優は私のこと、まだトラウマがあって怖いのは知ってるよ」


「・・・っ!!」


 「だけど、それでもお母さんのために関係を続けようと思うんでしょ」


「だから、これはそんなあなたより私が上だと示しているのよ」


「別に私は離婚してもからね。関係を続けたいなら、これから私の言うことは聞きなさいね」


俺は何もせずに頷くことしか出来なかった。





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