第39話 

32話の続き


会いたくなかった。


「どうして、ここに」


「優さんが心配で」


心配??どの口が言って居るんだよ。


ぶん殴りたい。けど流石にそれは出来ないし、そんなことはここまで耐えてきたんだし、お姉ちゃんのこともある。耐えないと


『人を殺したんだって』『前の学校で自慢をしてたようだよ』


「私、優さんに謝りたくて」


ただの嫌味だろう。そんなの


「・・・優さん、私は本当に最低なことをしてしまいました」


最低なことをした。・・・


「あの時は私は腐っていました。何も知らないバカな子供でした。許してください!!」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る