第38話

過去編


それからは、クラスメイトから虐められて殺人者とか、人殺しとか散々言われた。


また繰り返しだった。


そして、気付いてしまった。冬さんの視線にはよくいじめっ子だったヒロが居ることに


今は虐められてない、まるで苦労して手に入れた今の環境を最大限利用として居るようだった。


「・・・」



別に、俺は冬さんのことを狙っていた訳じゃない。本当にただ、友達になりたくて、助けたくて・・・


あの時の助けに行った自分は正しいんだと証明したくて・・・



これ、結局はただの俺だって勝手に都合よく冬さんを利用としただけ


・・・じゃない!


そんなの、当たり前じゃないか、誰だってみんなと仲良くしようとするじゃないか、一人は嫌だよ!!だから必死に話しかけるし、仲良くしようとする。俺の証明はただそう言う理由があっただけ!!


・・・くそぉ、クソォ。どうして、どうして、みんなは平気で人を傷つけられるんだよ。


「・・・くそぉ、」


そうして、優は狭間ついて自慢を叩いていた。そして気がついて、あの時され時の哀れなポーズだと・・・


優に悔しさとトラウマによるフラッシュバックが襲って居た。

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