第19話



「辞めて、辞めて!!」


襲ってくる悪魔達に俺は怯えることしか出来なかった。


春「怖いよ、辞めて」


だけど、それ以上に怯える春が居る。


ダメだ。怯えていたら、守らないと俺が守らないと


「こいよ!!春の前に俺はまだまだ行けるぞ、大人の癖に弱いなぁー」





「・・・優、最低だよ。人殺し」


________


現実


「はぁ、はぁ。夢か・・・」


最悪な夢を見た気分だ。


春「ゆ、優。」


そこには、俺の手を繋いで寝ながら俺の名前を寝言で言う春がいた。


「現実だった。」


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