春視点

優君、私のせいでずっと苦しい目に遭っていた。

私を見た時に全身から苦しそうにしていた。

ごめんね、優君。・・・私が馬鹿だった。世界一馬鹿だった。

私にとって優君は小さい頃から家が近くで幼馴染で、本当は助けてくたれた恩人なのに・・・

あの時、優君は私を守る為に、二つも人生で一番辛い経験をしたのに、私は何も出来なかった。むしろ、それを理由に追い込んだ。

最低過ぎる。

正気に戻ったのも優くんが引っ越した後で、遅すぎた。

・・・ごめんね。優君。本当にごめんね。

でも、生きててくれてよかった。話を聞いたらその後も虐めも繰り返されてたようだし、自殺してないで生きてくれた。

ありがとう優くん、今度こそ私は人生を賭けて恩を返すから

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