第6話

呼吸が汗が


人殺し、人殺し


 最低  もっといいやり方あるじゃん


 殺す必要なんてないよ!!


 

 体の下半身に嫌な感覚が走る。


 

 やめろ、思い出しくない、あの感覚を気持ち悪い。辞めてくれ



「・・・優君!!大丈」


なんだ、なんだその、同情的な顔は


やばい、吐き気もして来た。


「ごめん、優君私謝りたくて、そのトラウマを思い出させたかった訳じゃなくて」


辞めろ。


「ごめんね。優君は必死に私を守ってくれたのに」


辞めてくれ、最近忘れ始めて居たんだ。いや気にしないように頑張って居たんだよ。


辞めろよ。辞めてくれてよ。思い出させないでくれよ。


「うわぁーぁぁぁーーーーー!!!」



「優、君」


そして、気を失った。


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