小さい頃に命掛けで守ったのに壮絶なトラウマになった。そして高校になって

激 辛

第1話

小学生の頃、幼馴染と妹が誘拐された。


そして近くの人に助けるようにお願いして、必死に追いかけた。



ついたら、妹は眠っており幼馴染は縛られて恐怖していた。


助けはまだ来ない。


だから俺が時間を稼がないと思った。


大人二人に突っ込んだ。


当然攻撃を与えることはなく、一方的にボコボコにされた。


「辞めて、二人には手を出さないで」


「・・・なら、お前からしてやろう。俺はどっちもいいしな」


________



幼馴染はただ怯えながらされる二人に恐ろしいことをされる俺を見ていた。


そして、ついに俺を飽きて幼馴染と妹に手を出さそうとした。


その瞬間はやつらにとって完全に隙で、落ちていた道具を使って、片方の大人を叩き、もう一人の方も叩いた。


その後、何度も叩いた。叩きまくった。ここで殺さないと今度は妹も幼馴染もあんなめに合わされてしまう。最悪証拠を消す溜に、殺されてしまうかも知れない。


たたいて、叩きまくった。


________


気付いたら、二人は見るからに死んでいた。


「・・・はぁ、はぁ、」


人を殺した、罪悪感はない。むしろ安心感で一杯だった。

こいつらは悪だし、俺に最悪なことを既にした。それに例え、人殺しと言われても、二人を守れたら、それで


「・・・人殺し」


「・・・え」


幼馴染は怯えた目で俺にそう言って来たのだ。

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