異次元なことばかり起こるこの世界で俺は最愛の人を全力で愛します!
マヨきゅうり
第1章 夢と希望の地図
彼の日常
第1話 いつもの病気
「春だなぁ」
桜舞う季節。大通りを進む彼は春を感じていた。
道を歩く彼の顔は険しく焦っているような顔だった。
彼の名は
彼には彼女がいる。今日も朝、存分にイチャイチャした彼女が。
彼の彼女の名は
もう付き合って1年となるが、知り合ったのは彼が小学2年生の頃だ。母の仕事の友達の娘で、母が俺を連れて仕事場に来た時に姫乃が仕事場に偶然いて、仲良くなったというラブコメ展開のようにして出会った。
今は姫乃と同棲している。毎日イチャイチャしたり、よく男女のそういうことをしたりしている。
姫乃は彼を存分に甘やかすため、彼はだらけそうになるがそれは彼がギリギリでとどまってしっかりしようと頑張っている。時々姫乃に負けそうになるが。
今日は始業式であり、姫乃と付き合って1周年だ。
始業式も大事だが、それ以上に姫乃だ。
今彼は、道を歩きながら複雑な顔をしている。
プレゼントとか、サプライズに困っているということなのだろう。
そんな彼の心の中は、
(始業式ってなんだよ!今日は付き合って1年なんだから姫乃さんと朝から晩までイチャイチャさせてくれよ!くっそラブコメの神め!なんて鬼畜な!あぁイチャイチャしたい!あの人に抱きついて甘えて甘えられて、一日中そんなことしていたい!6時間も会えないなんて、やばい発狂して死ぬぅ!)
別の意味で困っていた。
彼は姫乃のことが好きすぎるあまり、姫乃に依存してしまっている。元々彼は姫乃とイチャイチャすることで得られる姫乃成分を1時間取れないと精神的に死ぬぐらいには姫乃に依存しているので、学校に行くことも命取りなのだ。
姫乃もそれは知ってはいるのだが、一緒に行って授業なんて無理な話なため、少しでも負担を減らそうと学校に連絡をとり、彼の親友たちを同じクラスにすることをお願いしている。なれるかどうかは分からないし、負担を減らせるかどうかも分からないが。
(はぁなんで俺は姫乃さんと同い年じゃなかったんだろう。そしたら一緒に学校行けたのに・・・終わってるよ・・こんな世の中。この鬼畜世界が・・・)
彼は世界を静かに憎むのであった。周りの目を気にせずに。
周りからは、異常者を見る目で見られていた。彼は気にせずに歩いていった。
彼は脳内HPをゴリゴリ減らしながら、学校へと向かっていくのである。
____________________________________________________________________________
はじめまして!マヨきゅうりと申します!
今回初めての小説はラブコメを書きたいと思います。
基本的にラブコメを書く予定ではあるのですが・・・
私は甘々が大好きです。愛してる!!!(突然の告白)
ということで、この作品が少しでも良いと思ったらフォローや星、応援をお願いします!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます