パキラのひみつ②
その後、みなな もシナモンの言葉に反応し
机に突っ伏していた体をむっくりと上げ、やはり薮睨みの目で りるる に向けながら
「違うのだ、りるる の場合は胸にある、でっかいおっぱいにエネルギーを溜め込んでいるのだ。そから疲れた時にエネルギーを全身に回して元気になっているのだ」
と、実はコイツは15歳の少女では無く中身は中年のオヤジなのでは?と思わせる、見事なセクハラ発言をし、それに即座に反応した りるる は
「な、なにを!?」
と りるる は思わず赤面し、そして無意識に両方の胸に手を押し当てながらヨロヨロとその場から後退っていき、その恥じらう気持ちが りるる の頭の中の何かを沸騰させたた。すると りるる はその頭から物凄い勢いで湯気を吹き上げながら、みなな と シナモン を見ながら立ち尽くてしいた。
しかし、そんな りるる の気持ちを知ってか知らずか、今度は シナモン が自分の胸を触りながら
「そうかぁ、オッパイかぁ……りるるのは確かに私たちのよりデカいからなぁ…」
と続け
そして、最後にそこでやめておけば良かった物の、みなな が
「そう、りるるのは牛さんレベルなのだ」
と、自ら りるる の逆鱗に触れるバッドワードを口にした。
「牛さんレベルですってぇ~~~!!」
そう叫びながら りるる は逆上し、何処から取り出したのか。ピコピコハンマーを手にして、マッハの速度で移動しながら、まずは、「のわぁ~!!」と、声を上げた みなな の頭を、そして次いで 「うぎゃ~~っ!!」と悲鳴を上げた シナモン の頭をと続け様にシバき上げて行った。
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